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イングランドは霙もよう




金曜日の夜、映画『シャレード』(63年)を見ていると、あらためて衣装の良さに感嘆。

自分が若かった80年代には時代が近すぎたせいだろうか、素敵だなとは思ったものの...
が、2021年に入り、初っ端から何度もポーズを繰り返し、ヘプバーンとジバンシーのファッションブックを購入、その次はあれよあれよと懐かしいメロディーの世界にずぶずぶとはまり込んでいった。

ヘンリー・マンシーニの『シャレード』テーマ曲から、ニーノ・ロータ、次にポール・モーリア、果ては『私だけの十字架』(特捜最前線)、『面影』(Gメン75’)まで行きつき、泣きたくなるような懐かしさを大阪の親友と語り合っているうち、イングランドは霙(みぞれ)の朝を迎えた。

イングランドは3回めのロックダウン中で、外出もできず、旅行などもってのほか。3月予定のマヨルカ・メノルカ旅行は無理かも...
友達は「移動はあと1年、いや2年は無理なんじゃない」などと言うし、気持ちはどんどん過去のファンタスティックな部分に向かっていく。

それも楽しくていいのだが、なにごとにもバランスが肝心だ。
昼すぎに起きたら、イングランドの空はつかの間、晴れ上がっていた。水滴を反射した冬の光のその明るさに心躍り、7ヶ月後の夏休みの旅行の計画を立て始めた。

7ヶ月後の世界はどうなっているだろうか。
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