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ブルージュの幸福な日




昨日、日曜日。
ベルギーの30ほどの街が「ノーカーデイ」を行った。
市街地では、バスやタクシーなどの公共交通機関以外は、車での通行が完全に禁止されるのだ。


わたしは実際に見たことがないが、首都ブラッセルの交通量渋滞共に多い道路から車が消え、かわりに自転車やローラースケートの人たちが流動していく光景は壮観らしい。


ブルージュの市街地には信号機がない。だからまあ、普段でもそれほどの交通量があるわけではないにしても、一方通行が多く、道が狭いため、車が消えると開放感がある。
犬を連れた人や、子ども連れが普段より多かったと感じたのも錯覚ではないだろう。

あちこちの広場では寸劇、芝居、舞踏、コンサートがとり行われ、屋台が出、小型移動遊園地が出た。
わたしと夫は犬を連れて小さな広場へたどり着き、感傷的な曲をメロウに奏でるジャズバンドにへばりついてだらだらとワインを飲み、同じく犬連れの人と歓談したりした。


地元ってええですな。
わたしは残念ながらブルージュに住んでいて幸せと感じることもあまりないし、地元のカルチャーにとけ込んでいるわけでもないが。

音楽とワインと犬と秋晴れ。


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