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「貧乏蔓」か「アメリカ蔦か」




「ヤブガラシ(藪枯らし、Cayratia japonica)は、ブドウ科ヤブガラシ属の一種である。つる植物で、日本ではよく見かける雑草である。
和名は藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示している。別名ビンボウカズラ(貧乏葛)とも呼ばれ、その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されている。」(ウィキペディア「ヤブガラシ」より)


先日も書き記した、うちの庭をわが物顔に、一朝一夕に縦横に伸びまくっているツル科の植物。
庭師が怪我で来ない間に爆発的に繁殖した。

紫の花、クレマチスも駆逐されてしまう勢い。


わたしはジャングルみたいでいいやんと思っているのだが、夫はこのままではいけないと危機を感じている。

先日はご親切な方からアドバイスをいただき、また、グーグルで「葉の形で調べる」で検索した結果、こいつらはヤブガラシの一種ではないかということがわかった。

雑草ですよ、雑草!

しかもビンボウカズラときたもんだ!

うちが貧乏であると植物にフラッグを立てられているのを知って顔が青くなった。自然はうちの懐事情さえお見通しか...

でも泥棒よけにはなるのでないか? 

しかしご近所に「貧乏蔓屋敷」とあだ名されるのも問題だ。
柳やブナの木が荒らされても困る。


これは便利屋さんを頼んで伐採...
と思ったら、庭師が復帰して顔を見せてくれ、真っ先にこの「ビンボウカズラ」危機の話をした。

「よく似ているけれど、これはバージニア・クリーパー(アメリカ蔦)、秋になったら2週間ほど紅葉して綺麗なんですから!」「たしかに伸びすぎたけど、きれいに刈るから大丈夫! 柳の幹も心配ありませんよ!」と言われた。

ビンボウカズラとアメリカツタの関係...
まるでハナアブとハチの関係...

そっくりですよ。

すんでのところで無知のために「アメリカ蔦」を大量伐採するところだった!


紅葉する秋が、ちょっと楽しみ。
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