この作品は悪夢のような映画では無いです・・・
悪夢自体を描いた映画ですね。
夢ですから脈絡もハッキリとしたストーリーも曖昧です。
デビッド・リンチの作品はどれも難解です・・・
【ブルー・ヴェルベット】も【ロスト・ハイウェイ】も悪夢の世界。
これは本当に訳分からなかった【マルホランド・ドライブ】は
デビッド・リンチも行き着く所まで行ってしまった・・・と思いましたが。
本作品はその上を行く作品でした・・・
リンチさん・・・どこまで自由勝手なんですか?
【内なる帝国】に迷い込んでしまったのは映画の中の主人公ではなくて
観ている貴方のほうでしたね・・・そういうオチですか?
自分のイメージや演出をこうも自由に出来るのは
映画監督として、とっても贅沢な事かもしれません・・・
一般的に受ける、受けないは別問題ですけど・・・
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