MASTER PIECE

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ピアニスト

2014年07月01日 22時42分31秒 | 映画



ミヒャエル・ハネケの「ピアニスト」です。

以前にも「白いリボン」とか「ファニーゲーム」とかハネケ作品を観てきましたが
「THE・社会派」っていう印象ですね。

女性の性の解放とか愛の奥深さや残酷性を描いているって・・・テーマとしては難しくて
映画作品としての娯楽性はほとんど無い・・・

ウィーン国立音楽院のピアノ講師エリカ。
生徒に対しては厳しい指導者なのだが、人知れぬ欲望があった・・・

簡単に言うと変態的性癖に若い恋人がドン引きして破局。内容的にはこれだけです(笑)

ヨーロッパ作品の醸し出す芸術的な雰囲気はありありなのだが
現実的な作品なので一般受けするか?っていうと難しいです。

同じ現在のヨーロッパ監督だったらラース・フォン・トリアー監督の幻想的な要素が入った作品のほうが
一般受けするのでしょう・・・

ハネケ監督作品はキツイですねぇ~(笑)生理的な嫌悪感とか
きりきりするほどの緊張感がある映像は・・・駄目です(笑)。

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