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何年かぶりに読み返してみましたが、どうしても上巻だけしか部屋にない。
間違い無く上下巻持っていたのだが、はて?何処にいったのやら・・・
清水義範の非常に面白い作品ですね。
世界三大宗教のパロディですが物凄く読み応えがありました。
宗教の発祥からその後の人々の物語があって歴史とか思想とかの大系が分かりやすいのが本書の魅力です。
その中でも第二部「ハジバルとクスナード」の話は感銘深い・・・
双子の兄弟の数奇な運命の物語、正直いって涙が止まらず号泣しました。
ちょっとドラマチック過ぎて、宗教の歴史とか思想とか・・・そんなことが霞んでしまうぐらいの兄弟愛の話ですね。
あまりにもいい話でしたので、さすがにこれ以上読めないです・・・(笑)
しばらくしたら続きを読んでみようと思う。