花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

椋鳥 5

2007年09月17日 21時03分08秒 | 
数で勝負のムクドリ、害鳥あつかいされることも多い。
街中でも大量になるので糞害が酷いらしい。
田んぼのあるようなところではその限りではないが、また数のせいで農作物の被害もあろうか。


スズメよりはずっと大柄で模様的にも綺麗でなく、可愛げがないのにスズメくらい群れるので身ば的によろしくない。
単独乃至1,2羽くらいで居る分には見ばもそう悪くないのはindexから1~4をご参照のこと。

背黒鶺鴒 5

2007年09月16日 20時48分07秒 | 
αsweetDは修理の見積もりを頼んでおいたが、ひょっとするとコレが遺作になる、最後に撮った写真。
舟も鳥も彼岸への導きの寓意であるが、池の小漁船のセキレイでは特にどこへも導いてもらえなさそうな点でゲンかつぎと読める一葉。

春にミサゴを撮ってから同じ場所では遠くに見えるくらいでフラレっぱなしなので久しぶりに500レフを持ち出したが、この日は遠くにも見えず。
この写真はその500レフらしい写りが、まぁ悪くない感じ。

αSweet DIGITAL

2007年09月15日 22時31分21秒 | Weblog
先週、ブチ落としたあとも普通に使えていたので油断していると、時間差でダメになった。
己の情けなさに心が乾いて涙も出ない。

あのとき死んでいたのに意志力で今まで頑張ってくれていたのだと思うことにしよう。

なんとかならんものかと蓋を開けてみたが、開けたところでどうできるものでもない。
具体的にどうダメになったかと言うと、液晶ユニットの奥のメイン基盤の奥の何かの動くユニットが誤作動して、AFも自動露出も普通に動くがシャッターが切れなくなっている。
クリーニングモードにするとシャッターが上がることは上がる。
修理に出してやろうとは思うが厄介そうだ。
それと修理に出している間、私物だが仕事でも使うので困る。
pro1ももうバッテリーが寿命近いんだよなぁ。

もしコレを読んでいる、αデジタルを余らせていて恵んで下さる方がいたらご連絡ください(笑)。

鵤 5

2007年09月14日 21時40分52秒 | 
冬鳥だと思っていたが、先週にはもう植物園で鳴いていたイカル。
だと思うが、群からの鳴き声で間違うこともない声だが、写真に撮ったこれだけ頭の模様が違う。
体のバランスも違うのでコイカルかとも思ったが、群の他のは確かにイカルだったので、若いイカルだと思うことに決めた。

大人のイカルは頭まで黒く、これより顔のバランスがクチバシより大きくなり、体が丸々となり、もっと灰色になる。
この写真のような愛嬌はなくなるので、今回はなかなか良いものを撮れた。

松虫草

2007年09月13日 21時17分59秒 | 秋冬の花
咲き始めたマツムシソウの花。
もう少し咲き揃うと真ん中の方まで青紫になる。

昔、何だったかの小説で丘の一面にマツムシソウの花が咲いている場面があって印象に残ったのだが、そのときはこの花の形を知らず、知ったときにはガッカリはしないが何とはない戸惑いのような気分になって微妙であった。

青系の花は綺麗だがどうにも華やかさに欠けるものが多い。

藤袴と青筋揚羽蝶

2007年09月12日 20時57分23秒 | 秋冬の花
フジバカマの花から花へ飛びわたるアオスジアゲハ。
こうして写真にすると青筋も保護色のように見えるが、人間の目にはピカピカして実に目立っている。天敵や同族の目からどう見えるのかは知らない。

フジバカマの花は、名前が綺麗なので綺麗に撮ってみたいが、どう撮ればそうなるのかちょっと見当が付かない花。
このあとSTFレンズを装着してあれこれと試したがイマイチにも程遠い感じにしかならず。
もう少し咲きそろってくればそれなりにもなるであろうか。

並揚羽蝶 7

2007年09月11日 21時54分22秒 | 蝶・蛾
見慣れても見飽きない並アゲハ。
今回は青い花を前に被った逆さアゲハ。

昨日の黒アゲハと同じく実に綺麗な個体でラッキー。
光具合も強すぎず弱すぎず、羽の反射と透け具合が美しい。


 
そのあたりをヒラヒラする同じアゲハ。
いずれも実に良い具合で、これが狙って撮れれば達人を名乗れるんであろうと思う。

黒揚羽蝶 7

2007年09月10日 20時38分21秒 | 蝶・蛾
色とりどりの花壇に影を落とすクロアゲハ。
あと数センチ上まで含む構図にできればとても良い絵になったであろうが、飛ぶ蝶ばかりは狙いようもない。


同じ個体。尾長アゲハかと思うほど綺麗なフォルムは羽化したてだからだろうか。
一雨ごとに涼しくなるこの頃、もう少しすればどの蝶も良く見ればボロボロなものばかりになっていく。
でもまだ大丈夫。たぶん。

α700触ってきました。

2007年09月09日 20時35分14秒 | Weblog
ひょっとしたら、梅田のソニースタイルプラザに実機が飾ってあるかもしれないと思って行ってみたら、実際に飾ってあり、しかもレンズやグリップやらいろいろ試させてもらえた。
撮影データは開発中なのでとのことで、当然だが持ち帰り不可。
なので、あれこれの印象を。

本体は、目で見ると思ってたよりも小さめに見えたが手に持つと結構ゴツい。
全体のデザインは散々書いてきたが、改めて普通。
SONYロゴも、白レンズに刻印されると意外に格好良かったので昔ほど悪く思わなくなった。
普通すぎると評判のα700ロゴも、オリンパスEシリーズみたいなカッチョ良いものより好み。
シャッターは、ミラーショックが小さく、音がα100,sD,9xiらのバネ的な音と違って機械的な音になったが悪くない。
AFは早くなったようだが100-400みたいな困りモノでは試さなかったので最終的な判断は保留。AFのモーター音は多分そんなに変わらない。
背面ボタンの数は多いが機能はそれよりも多いので慣れが必要そう。
十字ボタンではなくジョイスティック的なセレクターは妙に頼りない。
AF/MF切り替えつまみがつまみにくい割にはちょっとぶつけた拍子に変わりそうでいまいちだが見た目は良い。

縦グリップをつけると、ゴツさの割りに自己主張が足りないカタチなので塊感が強い。
付けると重量的にはかなりずっしりくるが、70-200のような大玉をつけてもバランスが良く、違和感がないので手の延長のように馴染む。
コレは要らないと思っていたが、かなり欲しくなった。

キットレンズは換算して24-150mmの普通フィーリングなもので、本体+レンズセットで+5万円なら、まずお得と言って良いだろう。私は特に要らないが。

背面の3型VGA液晶は文句無しに綺麗。文字も見やすく、sDではヒストグラムなど諸情報を入れる気にならなかったが、コレならOKかもしれない。
ライブビューはできないが、canon 40Dのライブビューが全然ダメだったので、今までより積極的にあきらめられる。

画質。ノイズが少ないともっぱらの宣伝文句にしているが、どうもイマイチそんな気がしないが、APS-Cで1200万画素ならこんなものだろうか。
ネットの巷のサンプルでもひとつダスト&スクラッチフィルタをかけたような感じのものが多く、発売までずいぶん時間があるのだからずいぶん詰めてもらいたい。


総じて、非常に高いレベルで普通であるので、もうこのまま、すぐにでも発売してファームアップをバシバシかけてくれるとかの展開の方がありがたいくらいだが、普通に予約して普通に待ちたいと思える良いものであった。
気分的には店頭で初めてNikon D200を触ったときの感動を思い出した。ということで、α700の17.8万円はいいお値段だがモノからすればなかなかお買い得感もある。

黒せせり蝶

2007年09月08日 22時05分58秒 | 蝶・蛾
オニヤンマの産卵を撮ろうとポジションを取ろうとしたら片足を溝に落とし、レンズとカメラが歪むほど地面にぶつけて。α700が出るまで2ヶ月もあるのにどうするんだーと戦慄してオニヤンマには逃げられて、半泣きのところにヒラヒラと飛んできたダイミョウセセリを撮ってみたらちゃんと動いて一安心の一葉。
レンズの鏡筒の歪みは、ズームに多少の引っ掛かりができたくらいで、重さで自然に伸びなくなってコンパクトに持ち運べるようになった。
本体の歪みは、前面と後面のツメが浮いて外れた状態になったので、後でネジを緩めて嵌めると見た目のケズレ以外は問題なくなった。
まぁ丈夫なことでよかった。
レンズは日本製だが、本体のメイドインマレーシアを見直した。

写真は、ずっとダイミョウセセリだと思っていたが実はクロセセリ。
大柄なブラックボディに白い紋付のセセリチョウだということで、よく見るネット図鑑に漏れていたクロセセリには気付かなかった。
もっといい角度を、足場に注意しながら探しているうちに逃げられて見失った。

長崎揚羽蝶 3

2007年09月06日 21時39分10秒 | 蝶・蛾
去年の在庫から、ナガサキアゲハ。
内蔵フラッシュを焚いて花が真っ白に飛んでしまったけども綺麗ですね。

で。


α-700が発表されましたね。
発表されたスペックは実に普通で、まぁ悪いことは無いようなので良かった。
外見はモックアップの頃から変わらず、第4世代のα-707siに似ているような、特徴のないデザイン。グリップ側天面から背面にかけての無骨さは悪くない。
ライブビュー無しは残念だが、実際の使い道としてはもっと小さいカメラでバリアングルでない限り重要ではないので我慢できないものではない。
高感度ノイズはずいぶん良くなっているようでめでたい。画質は、順光でマクロレンズの作例が出るまで判断保留。
新レンズは70-300SSM(G)まで待ちかな。

黄鶺鴒 4

2007年09月05日 21時51分50秒 | 
全き正しい姿である、渓流のキセキレイ。
油断がなく、遠くに見えたと思ったら一瞬で逃げてしまった。

肝心のセキレイは豆粒ほどにしか写せなかったが、景色が良い具合なので綺麗な一葉。
群れない鳥はこういうシチュエーションでとても良い絵になる。

特急きのさき

2007年09月04日 22時17分53秒 | 春夏の風景
鉄ちゃんにまで手を広げるつもりはないが、トラッドな風景にトラッドな電車がいい具合に偶々撮れた一葉。

被写界の深いpro1で、電車から背景までキッチリとして美しい風景。
車体が緑や青を写しているのも気分の良い色彩。

城崎という電車名は冬の終点近くまで行かないと風情も格好もつかないようなもので、この点が惜しい。

河烏 2

2007年09月03日 21時20分39秒 | 
渓流の淀みにカワガラス。
木の下闇にiso3200で1/80シャッタースピードの一葉。
最近の1Dmk3とかD3とかが妬ましいので、なるべく手でノイズを消してみた。

もともと被写体と高感度の相性が良かったのと、ノートリミングからSVGAサイズに縮小であるので、原版ともさほど変わらない。
原版からリサイズのみ
しかし、主に遠景に色ノイズが目立つ。そこで、
色ノイズをごまかした。
これでは背景に明度ノイズが残って見苦しい。なので、
遠景とピント外近景を分けてぼかし処理。
ついでに鳥の目とクチバシと輪郭と足にシャープネスをかけた。
一部、早々と飽きてきてぞんざいな箇所が見られるかもしれないが、これだけやればα-sDのiso3200でも相当に見られる絵になる。

ピント部の解像には、なにぶん600mm手持ち1/80SSであるので甘さには手ブレのせいもあるだろう。
ダイナミックレンジの奇妙なほどの狭さはけっこうな不思議感を写真に与えている。

しかし、CANONかNIKONにMINOLTAマウントアダプター市販品があってSTFが使えれば上記機種も本気で考えるのだが!