花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

α700触ってきました。

2007年09月09日 20時35分14秒 | Weblog
ひょっとしたら、梅田のソニースタイルプラザに実機が飾ってあるかもしれないと思って行ってみたら、実際に飾ってあり、しかもレンズやグリップやらいろいろ試させてもらえた。
撮影データは開発中なのでとのことで、当然だが持ち帰り不可。
なので、あれこれの印象を。

本体は、目で見ると思ってたよりも小さめに見えたが手に持つと結構ゴツい。
全体のデザインは散々書いてきたが、改めて普通。
SONYロゴも、白レンズに刻印されると意外に格好良かったので昔ほど悪く思わなくなった。
普通すぎると評判のα700ロゴも、オリンパスEシリーズみたいなカッチョ良いものより好み。
シャッターは、ミラーショックが小さく、音がα100,sD,9xiらのバネ的な音と違って機械的な音になったが悪くない。
AFは早くなったようだが100-400みたいな困りモノでは試さなかったので最終的な判断は保留。AFのモーター音は多分そんなに変わらない。
背面ボタンの数は多いが機能はそれよりも多いので慣れが必要そう。
十字ボタンではなくジョイスティック的なセレクターは妙に頼りない。
AF/MF切り替えつまみがつまみにくい割にはちょっとぶつけた拍子に変わりそうでいまいちだが見た目は良い。

縦グリップをつけると、ゴツさの割りに自己主張が足りないカタチなので塊感が強い。
付けると重量的にはかなりずっしりくるが、70-200のような大玉をつけてもバランスが良く、違和感がないので手の延長のように馴染む。
コレは要らないと思っていたが、かなり欲しくなった。

キットレンズは換算して24-150mmの普通フィーリングなもので、本体+レンズセットで+5万円なら、まずお得と言って良いだろう。私は特に要らないが。

背面の3型VGA液晶は文句無しに綺麗。文字も見やすく、sDではヒストグラムなど諸情報を入れる気にならなかったが、コレならOKかもしれない。
ライブビューはできないが、canon 40Dのライブビューが全然ダメだったので、今までより積極的にあきらめられる。

画質。ノイズが少ないともっぱらの宣伝文句にしているが、どうもイマイチそんな気がしないが、APS-Cで1200万画素ならこんなものだろうか。
ネットの巷のサンプルでもひとつダスト&スクラッチフィルタをかけたような感じのものが多く、発売までずいぶん時間があるのだからずいぶん詰めてもらいたい。


総じて、非常に高いレベルで普通であるので、もうこのまま、すぐにでも発売してファームアップをバシバシかけてくれるとかの展開の方がありがたいくらいだが、普通に予約して普通に待ちたいと思える良いものであった。
気分的には店頭で初めてNikon D200を触ったときの感動を思い出した。ということで、α700の17.8万円はいいお値段だがモノからすればなかなかお買い得感もある。