花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

桃 2

2006年04月15日 21時20分42秒 | 春夏の花
以前、蕾写真を出したままだった桃。
咲いた天気の良い日にはやはり華やいだ雰囲気になる、16mmワイドの花写真。
ギャラリーの年齢層は比較的高めだが気にするようなことでもない。

全体が倒れこんでくるようなワイドレンズの描写は、大きくてもどこか遠いマクロ写真よりもポテンシャルが高い。
ポテンシャルが高いというのは難しくて使いこなしてないというのを格好よく言うときの言葉だ。

目白 3

2006年04月13日 22時43分38秒 | 
壁紙リンクに投稿してた画像が昨日載ってた。
2ヶ月ほど掲載まで間があるとのことだったが、ひと月半ほどでしたな。
その時のがメジロだったので、今日もメジロ。
何だかにゅっとしたメジロ。

日曜日、桜の木の下には漏れなく人がいるから、メジロくらいでも花との写真を撮れれば御の字。

先日の梅とメジロの時にも言ったがクリアに大写しなメジロはマブタ目のようなイヤさがあるので、これくらいがやはりちょうど良い。

花大根

2006年04月12日 23時31分11秒 | 春夏の花
この雨続きで桜の花もかなり終了したが、花などはまだまだ見たりないくらいで終わるのがちょうど良い。もう次の花が始まる。
で、この花は花大根。
細かいことは全く知らないが、無粋な名前とは裏腹に上品な花だ。
レンズ具合もカメラ具合もキレイキレイ。

射干

2006年04月10日 23時46分48秒 | 春夏の花
シャガの花が咲きました。
花が咲いてないときは只の笹系の雑草だが花の咲く今から5月半ばくらいまでは、日陰に鮮やかな白に山吹色と青紫色の斑のおしゃれ植物として人目を惹く。

群生でもピンでも、とにかく絵になる花。
今だけ皆がちやほやする。

小鮫鶲

2006年04月09日 21時26分45秒 | 
なかなか鳥ジャンルで新顔も出にくくなってきたが、そろそろ冬鳥と夏鳥の交代の頃であるかもしれない。
新顔のコサメビタキを山桜の花の中に発見。
調べてみたところ、意外に珍しい、夏鳥であるとのこと。良いね。
絵的にも背景が非常に良く、カリカリシャープにできなかったことのみ悔いがあるが、これはこれで柔らかな絵になっている。

鳥そのものは、奇を衒うところのない心安らぐ灰色。
初めて見た鳥だが、以前に見ていても忘れているだろう。

そして逃げられた。

桜 2

2006年04月08日 22時55分32秒 | 春夏の花
油断していると、もう桜も散りはじめだ。
というわけで忙しい中、夜桜を。

肉眼では絶対にこうは見えない色、実にファンタジック。
ストロボを焚くと上の方に光が当たらないので、遠い街明かりと月明かりが頼みの8秒。
気に入ったのでこのブログ最重の460KBでお送りします。

赤立羽蝶

2006年04月07日 23時45分21秒 | 蝶・蛾
去年のアカタテハ。

この赤立羽という蝶は綺麗ではないし飛び方も優雅ではないし、
世間一般に上等な蝶ではないわけだが、よく見ると味のあるデザインをしている。
蜘蛛の巣の絡まった枯葉のような下半分から上の鮮やかなオレンジが少し覗いてる演出はなかなか心憎い。
体のツートンカラーもかわいい。

良さの解説も無粋だが、蛾の一言でかたずけられては双方に不幸だ。

逆八蝶・夏

2006年04月06日 23時47分12秒 | 蝶・蛾
引っ張るほどのネタでもないのだが、これもサカハチ蝶。夏型。
一部の虫には春型と夏型があって、成虫になる時期によって微妙に形とかが違ったりするのだが、サカハチ蝶は羽の表の色のオレンジのほとんどが黒になる。

サカハチ蝶なんてほとんど見ない種類なので、そんなことを言われても困るものだ。

逆八蝶・春

2006年04月05日 23時45分14秒 | 蝶・蛾
職業病的には、もうゴールデンウィークも終わったような気がする昨今ではあるが現実は桜が咲いたにもかかわらずの雨続きで風邪気味でもある昨今、皆様いかがお過ごしだろうか。

現実には白蝶や黄蝶が絶好調でヒラヒラし、たまにタテハチョウも見かけている。
そんなあたりで蝶の予習として、5月半ば過ぎのサカハチ蝶。

羽の白ラインが逆八文字だからという美しくない名前の蝶。
実際、さほど美しくないが、この蝶にはあるネタがあるのでそれを明日。

山雀 4

2006年04月03日 22時57分55秒 | 
桜が咲き出すと急速に春化が進むので、冬っぽい写りの在庫処分。
これはのヤマガラと同じひと。
失敗写真を量産していたヤマガラだったので、せっかくだから出さずに取っておいたが流石に意味が無いので、今回のアップとなりました。
非常ーに綺麗な声で鳴くヤツです。

白木蓮 2

2006年04月01日 22時30分01秒 | 春夏の花
毎年楽しみにしている木蓮は、今年は蕾がえらく少ないハズレ年だったので、別の所に見に行った。
自然に下向きに伸びた枝も花のところでクッと上を向いて、ファイヤーパターンの造形を無数につける風情はたまらない。

去年のような快晴とはいかなかったが、やわらかい光線がミノルタ向きの日であった。