花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

α55さわってきた

2010年08月26日 23時18分53秒 | Weblog
噂のα55、α33を梅田のソニーストアで触ってきた。写真は関係ない。
土日には体験会をやるそうなので、それは外したいというタイミングである。
どうしても見ておきたかったのは、10連写中の画面の見え具合と、EVFがつかえるものかどうか、という2点。あと、その他細々と。

まず10連写について。
これはP,S,A,Mなどのダイヤルの中に10連写モードの位置があって、絞りが3.5以上の開放で固定され、シャッタースピードとISOで露出を調整する状態。
これ限定で秒間10連写ができ、AやMモードでは6連写になる。
10連写状態では、それまで画面が秒間60~30コマ表示になっているものが、シャッターボタンを押す間、スタタッという音とともに10コマ表示になり、その間写真が撮れているという感じ。
「写真を撮っている」というよりは何か別のことをしている気分になるが、類例がない新鮮な感じでもある。
通常モードでの6連写では多少ブラックアウト時間や、もたつく感があり、比較的普通。

電子ファインダーについて。
悪くはなかった。
画面は大きく、MFで普通にピントも合わせられる。
ただ、最初に見るとチラチラ感が若干あり、まばたきしたり視線を動かすと、白い文字が緑や赤の残像を残すのが面白かった(≠悪い、気になった)
置いてあった水槽の魚で動き物を追うことに没頭すると、すんなり慣れて画面に集中できた。
風景などを見るときに、まぶしい光がただの白色になるのは宿命だし良し悪しもあるが、違和感は拭えない。
あと、光学ファインダーで良いレンズを付けたときには圧倒的な感動があるが、電子ではまだまだ差を感じられず、キットレンズでもゾナーでもわかんねぇや、という哀しさがあった。

ネット掲示板の畳水練マニアさんの言葉ではEVFは表示タイムラグがあるから動きものに使えないとのことで、私も心配していたが、別にそんなことはなかった。
動く子供やドッグランで走る犬程度なら余裕であろう。ツバメくらいになると難しかろうが、ああいうのはもともと難しい。

その他。
スイングパノラマはとても面白い。特に、ボケを生かしたパノラマ写真を追求してみたいと思った。
3Dスイングパノラマは、係員さんの説明によると、パソコンでの再生ソフトとかは無しで、ソニーのブラビアテレビだけでお楽しみくださいとのことで、残念。
動画中の手ブレ補正はまずまず良く効いている。それらしい微振動も心地良い。
動画は、さすがに隣にあったNEXハンディカム(ゴツい)が好感触。しかしこれも本格的にがっぷり四つになってみたら面白いことができそうだ。
α55と33では、連写力の違いでパノラマやHDRでも55が強い、らしい。あとバッテリーの持ちも55の方が良い。


とりあえず、そんな感じであった。
α900の第一印象は「これは良い絵が撮れそうだ」だったが、α55は「これは遊べそうだ」が第一印象。
お、これはうまいまとめ方かもしれない。