Digital photo's diary

自称「暇人」によるデジタル写真日記。

生きている化石

2008年06月21日 | デジタル写真

ようやく梅雨らしい天気になって来ましたね。
色々あって、暫くブログの投稿をサボってしまいました。
昨日の夕方、ワンちゃんを散歩に連れて行った時に田圃の中に何やらちっちゃ
な生き物が居るのを見かけました。
今朝、バケツと網をもって出かけてみました。

こんな時に、ワンちゃんを連れていると言うのは何よりの強みですね。
もし、表も裏も見分けが付かないほど真っ黒に日焼けしたジイ様が網を片手に
ジーッと田圃の中を覗いていたら、間違いなく不審者と思われてしまうでしょう。
ネットで調べてみると緑色をしたのは「豊年エビ」と言うそうです。
このエビが大量に発生すると、その年は豊作になると言う事からそう呼ばれて
いるみたいですが果たしてどうなんでしょうね。
もう一方は「カブトエビ」と言って、何でも「生きている化石」と言われているみ
たいですよ。
どちらもどの田圃にも居るという訳じゃなくて、道路を一つ隔てた田圃には見
る事が出来ませんでした。
おそらく無農薬栽培なのかどうかで区分されてしまうのでしょうね。

私が子供の頃は、直ぐ目の前の田圃に行くと物凄い数の蛍が飛び交っていまし
たし家の中まで入ってきたのを覚えています。
いつの間にか特別な場所を除いては蛍の姿を見る事が出来なくなってしまい、
メダカやゲンゴロウ、タガメ等ごく普通に見られた生き物がペットショップで
高値で売られている様な時代になってしまいました。
もっと早くのうちから環境問題が叫ばれていたら子供や孫達にも蛍の飛び交う
光景を見せられたのにと思うと残念でなりません。