ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

スペインの芸術

2013-08-24 11:42:26 | 釣り
スペインの歴史に大きく影響した宗教の変遷は、多くの教会や宮殿をみると当時が偲べます。10世紀前よりのものが安泰で残っているのは、運よくスペインのあるイベリヤ半島に地震が無かったことが大きいと思います。しかし、スペインを縦断してみて、砂漠化が進んでいるのが心配です。

こつこつ貯蓄をしておいても、次から次に侵略された長い歴史から、短期的に貯めておいたお金を夏の避暑に使っています。フランスに似ています。マドリッドの市内の広場の銅像ですが、夢を追う者(ドンキホーテ)、現実をみてブレーキをかけるもの(サンチョパンサ)はいつの世にもいたのでしょう。

プラド美術館を午前中たっぷりと観て、今まで世界のあちらこちらの美術館や博物館ではスルーしていた宗教画あるいは宮殿画を見直すきっかけが生まれました。現地のガイドの情熱的な解説によるものです。重いガイドブックを買いました。プラドには、ゴヤの一生を物語る絵が沢山集められていました。貧困や疾病による悲惨な絵を描いた「黒の時代」にある「わが子を喰らう・・」は、恐怖でしたが、80歳を過ぎて恋をした若い女性を描いた絵に救われました。

摂氏40度前後の中を、熱中症にならないように、日傘を持ち、首から水をぶらさげ、イヤホーンガイド、デジカメをたすき掛けにして、ジーンズ姿にスニーカーを履き、釣り用チョッキに貴重品を携帯して歩いていました。相合傘の相手はピカソ。ピカソの実家前でのスナップ写真、痩せて心配だとの声に元気なところをお見せしました。明日の早暁の釣りは雨模様ですね。