俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

鵜飼(1)

2013-08-01 | 俳句・夏・人事




篝火に浮かぶ鵜綱の張つてをり


夏、篝火をたき、飼いならした鵜に鮎を獲らせる漁法。

古くから各地で行われていたが、岐阜県長良川の鵜飼が有名。







長良川の鵜飼を見に行った。

屋形船で弁当を食べたりして暗くなるのを待った。







ようやく暗くなり、八時近くになって待っていた鵜舟が上流からやって

きた。

やってくるなり、鵜匠は鮎を獲った鵜を引き上げて、鮎を吐かせた。







篝火に鵜匠の齢見られけり







鵜の潜る前の鵜綱を緩めけり






浮き出でて荒鵜の上ぐる飛沫かな



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