俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒茜

2022-01-24 | 俳句・冬・天文




富士見れば人も見てをり寒茜




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寒中の寒々とした夕暮れに、西の空が茜色に染まった状態

をいう。







寒茜には雲が無く晴れ渡った空が茜色に染まるイメージが

ある。







空が茜色に染まるのは、日没直後から始まり、三十~四十分

ほど続き、次第に色が濃くなり、やがて闇が迫って消える。







冬の夕焼は夏とは違い短いが、寒茜の場合はかなり長く

見られる。







日没後、富士山の姿が薄墨色に現れた。

バックの寒茜が濃くなるにしたがって、富士山のシルエットも

濃くなってきた。

佇んで夕暮れの富士を見ていると、ほかの人達もやってきて

眺めていた。






武蔵野の林透けたり寒茜




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