俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒鴉

2022-01-11 | 俳句・冬・動物




寒鴉何か咥へて翔りけり




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冬の鴉のことをいう。







枯木の枝や電線などに、寒さで動かずじっとしている

姿は、いかにも寒さ極まる感じがする。







木立や林中で鳴いたり、荒海の浜や大河の河原に

群がっているさまは淋しげである。







時折嗄れた声を発し、夕暮れ時は特に侘しく感じ

られる。







寒鴉が空を羽ばたいていた。

その嘴には何かを咥えていた。






夕月に塒目指すや寒鴉




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