ワタナベ酒店

さぬき高松にある地酒地焼酎専門店、渡辺酒店のブログです。
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ひめさくら

2011-06-23 14:54:33 | その他

先日、愛媛県新居浜にある、「ひめさくら」醸造元、近藤酒造に行って参りました~!

近藤酒造さんを知ったのは、ある女性杜氏さんに、「新居浜ですごいお酒を造っている蔵があるんですよ~」って教えてもらったのがきっかけでした。

何がすごいんですか??と伺うと・・・・

「ものすご~く造る量が少なくて、すべて手造りなんです。ヤブタ式圧搾機(お酒を搾る機械)もないので、手で萬力をしめるように回して搾ってるんですよ~」

 

ええっえぇぇぇ~~!!!!

 

そんな蔵がこのご時世にあるんですか!?

*今現在、ようやくヤブタ式圧搾機を使用するようになったらしいです(笑)

 

・・・・という、紹介でした。

 

それから、約3年が経ち、お取引が始まったわけです(*^^*)v

 

それでは、蔵の中のご紹介をさせて頂きます♪

まずは、甑です

甑はお米を蒸す時に使用します。

いっぱいにお米を入れて蒸すと多すぎる場合は、中に間仕切り(寸胴みたいなの)をして小さい単位で蒸します。

                         ↓ ↓ ↓

 

続いて、麹室を見せて頂きました~

麹棚です↑
しかし、ここの上で蒸し米を広げて麹を付けるのではなく、奥に置いてある箱に広げて、麹を付けるとの事。
この棚は、いわゆる台なんですね(苦笑)!?

大きいもので小さく造るという感じがしました。*しかし甑の大きさ、棚の大きさは普通の蔵からすると大きなサイズではありません。近藤酒造さんの所では大きく写るんです!!

隣の部屋は麹を繁殖させる室です↓ ↓ ↓

奥にあるブルーのタライで麹を造ることもあるそうです。(タライ麹)

 

そして仕込タンク↓ ↓ ↓

 

 タンクもとても小さいタンクばかりです。

 

 蔵の裏には畑が・・・

お父様が、南高梅も栽培されています↓ ↓大きなプリッとした青梅です!!

その奥に、ワンちゃんが・・・!?

近藤さんが、なでると愛くるしい目で、近寄って来ました。

そして、僕が触ると・・・・

ガルゥゥ~!!ワン!!ワン!!ヴァン!!

・・・激しく吠えられました。。

・・・ショック!!

 

ちょっと離れて撮った写真↓ ↓ ↓

 

そして、地下水を汲むポンプ↓ ↓ ↓

赤石山系の伏流水で井戸を110m掘っているそうです。軟水だそうです。

 

ここで、面白いものを見せてもらうことに・・・

空襲警報発令中??

・・・・ん??

 

裏面は↓ ↓ ↓

警戒警報発令中??

そうなんです!戦時中のものらしいのです!!

ここで、冗談で防空壕とか残ってないんですか?と聞くと、「あります」といって見せて頂きました!!

肝心なところを撮っていなくてすいません。。この家の下にありました!

 

 

蔵の敷地内を結構案内してもらいました!

忍者が出てきそうな場所をパシャリ☆↓ ↓

 

最後に社長兼杜氏の近藤さんと、麹担当の奥さまと、宮中蔵長さんと三人のショットを!!

本当にお忙しいところ、丁寧にご案内して頂き、ありがとうございました!!

 

あっ!!肝心なお酒のご案内をするのを忘れていました!!

蔵内でタンク貯蔵している22BYのひめさくら 松山三井純米原酒一度火入れが、めちゃめちゃいい上がりになっていました!!

古い木の香りのような食欲をそそる熟味を感じ、味がしっかり出ております!!
(生原酒のイメージと全く表情が違います)

ラベルも新しくするそうで、「華姫桜」となります!!

近日入荷予定ですので、お楽しみに~!!



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