前回のブログのつづきです。
島岡酒造さんの蔵訪問の次の日
藤岡市にある、「巌いわお」醸造元、高井株式会社様へ訪問してきました!
蔵自体は、大変大きな近代的なように見えますが、酒造りは手造りで小規模です!
まずはじめに事務所に通され、お話をお伺いすることに。
高井専務は、なんでも慶応大学を中退され、京都大学に入り、大学卒業後は大手食品商社の営業をされていたという経歴です。
「巌いわお」の特徴としては、仕込みの中で6号・7号・9号・14号の酵母を巧みに使い分け、お米の個性を引き立たせた、力強い旨みのある酒を造られています。
「巌」の名の通り、熟成してもヘタらない図太い味わいが特徴です。
高井さん、写真を撮らせて下さい。というと、いきなりベストショットが取れましたのでご紹介!
お話の後、蔵内を案内して頂きました。
米洗いの見本を見せて頂きます。
最近購入した、ウッドソンの洗米機です。
これを導入することで、落としきれなかったヌカをきれいに落としてくれます。
後口のきれいさが出るとのこと。やはり、原料処理は大事ですね!!
ステンレスの麹室です。
中に、ビニールカーテンで間仕切りできるようになっています。
酒母室です。
仕込みタンクです
空調なしでも、ひんやりとした仕込み&貯蔵タンク室
タンクに寄り添って、巌のお酒が瓶貯蔵されています。
水質は硬質とのことで、熟成に向くので蔵内常温貯蔵をしています。
瓶詰め場です。
720mlは一升瓶から一本一本、丁寧に手詰めしていきます。
最後にまた事務所に戻って、試飲会!?です!
この中で気に入ったお酒は、朝日米を使用した純米酒(入荷しました)と純米吟醸五百万石14号酵母(9月初旬入荷)、そして10月1日発売の山田錦/美山錦純米の「ひやおろし」の3種類です。
なぜこの3種類を選んだかと言うと、ともに共通して言えるのは、お米の旨みと味の広がりに伸び艶がある!と感じたからです。
この3種類はそれぞれ入荷日をあえて変えて仕入れます!
お楽しみに~(^O^)/
こんな感じで、蔵見学をさせて頂き、大収穫の群馬県出張となりました!!
群馬泉の島岡さんも、巌の高井さんもとにかく熱い!!
酒は確実に、造り手の顔が現れますね~♪
香川県で、しっかり広げていきます!!
さて、さっそく入荷したものはこちらです!
↓ ↓
〇巌 純米酒sole oriens(朝日米)生原酒
「朝日米(藤岡産)」を使用しています。
「地元藤岡産の米を使用しての酒造り」をずっとやってみたかったとのこと。
米の持つポテンシャルを十分に生かし、バランス良く旨みと切れを持たせています。
このお酒の後口に持つ穏やかな苦みが、グリーンの香り・ハーブや大葉などを使ったお料理と一緒に飲みたくなります。
高井専務入魂のお酒をぜひお楽しみください(^^)v
〇巌 純米酒sole oriens(朝日米)生原酒
1.8L 2600円(外税)
720ml 1300円(外税)