ワタナベ酒店

さぬき高松にある地酒地焼酎専門店、渡辺酒店のブログです。
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「ひやおろし」について

2009-09-01 11:42:54 | その他
みなさま、早いもので9月になりました。季節の変わり目、朝晩と涼しくなってきましたがいかがお過ごしでしょうか??

今年の夏は梅雨が長く、なんだかあっという間に終わったように思います。

私は夏がにがてで・・・ようやく夏バテも回復し・・・
いよいよ秋を感じますね~!私はこの季節から元気が出てくるんです!肝臓的にも・・・(笑)!?


さて秋の食材と言えば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
秋刀魚・鮭・銀なん・栗・なす・きのこ・芋・・・などなど、思い浮かべるとヨダレが出てきますね~(*^^*)
冬に備えて栄養価の高いものがたくさん出てきます!


そして、忘れてはならないものが、秋の日本酒、「ひやおろし」ですね!
「ひやおろし」とは、冬季に造られた酒を、火入れ(加熱処理)をしたあと、春、夏を越して半年の間、貯蔵・熟成させます。そして秋風の吹く涼しくなった頃、外気温くらいに冷えた清酒は、樽などの容器に詰めて出荷されます。このことから「ひやおろし」と呼ばれるようになりました。
しぼりたての時には荒々しかった味わいが、秋口には熟成して丸みを帯びて、飲み頃となります。

また、「ひやおろし」は燗にすることで、熟成によって生み出されたお米の旨味がじんわりと広がり、体に優しく馴染みます。

「ひやおろし」と言っても色々ありますね。中にはまだ渋いものや熟成がともなっていないもの・・・
出荷するタイミングを間違えると「ひやおろし」らしくない「ひやおろし」が消費者の手元に渡ってしまいます。

私たち酒販店、また酒蔵さんにとって、「ひやおろしっておいしいねぇ~」と言ってもらえることが、四季を楽しめる日本酒ファンの普及となるわけですから、私たちはもっと勉強して広げていかなければいけません。

ということで、「ひやおろし」!!もうしばらくお待ちくださいませ。

熟成のころあいを見て、10月1日より順次ご案内いたします!