松嶋を紹介した明治のこの本に付いてもう少々書いてみます。昨日のこのブログへのアクセスが余りにも多かったので、またもや「ええ気になって」その続きを書いてみます。
「世に八百八嶋ありというは大小の島々数おほきをいふ詞なるべし。みな海面に相ならひて碁盤に石をもりたるが如く、いずれも争いて奇状を呈す。中にも古より名高きは雄嶋なり。名なき小嶋は幾何なるをしらず。その嶋みな天造の自然に出で、前より見ると後ろより詠むると、さまざまな形をなして棹をすすめ、梶をめぐらすに随いて千態万状かぞへ尽し難きが故に里人といへともあまねく其名を知らざるもあり、されば其見ゆる姿を以ていはば八百八はいふもおろかなるべし・・・」
と。
なおこの本には、挿絵として、次のような絵も載せてありました。
「世に八百八嶋ありというは大小の島々数おほきをいふ詞なるべし。みな海面に相ならひて碁盤に石をもりたるが如く、いずれも争いて奇状を呈す。中にも古より名高きは雄嶋なり。名なき小嶋は幾何なるをしらず。その嶋みな天造の自然に出で、前より見ると後ろより詠むると、さまざまな形をなして棹をすすめ、梶をめぐらすに随いて千態万状かぞへ尽し難きが故に里人といへともあまねく其名を知らざるもあり、されば其見ゆる姿を以ていはば八百八はいふもおろかなるべし・・・」
と。
なおこの本には、挿絵として、次のような絵も載せてありました。
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