また、同じく藤井高尚より真野竹堂に宛てた書状に、先の能でななく、歌舞伎に招待したのも見みることが出来ます。
「・・・・一団取紛申ながら ちと申上候。一梅玉来るに付ては御見物の思召しも可有ば明夕御同伴申度と心懸け候へば御愛孫御伴可被成此方も孫娘をつれてまゐるべく候・・・・・最も後室御召伴に可参候へば御弁当は此方よりいたし候左様に心得可申候。・・・・座敷も差支がち漸く朝夕とは存立しゆゑ貴家の御繰合をも案じ候事に御座候 頓首 松斎
竹 堂 様
この中にある梅玉というのは当時大阪の歌舞伎役者名優中村梅玉のことで、宮内の朱印芝居の見物への招待です。
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