私の町 吉備津

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吉備津彦神社 その2

2012-02-09 20:23:22 | Weblog
 桃太郎伝説の元になったと言われている「大吉備津彦命」が祭神になっているお宮さんが、吉備の中山に2つあります。それが備中の一宮である吉備津神社と備前の一宮の吉備津彦神社です。

  何処まで信じたらいいのかは分かりませんが、この神社が出来たのは崇神天皇の時だと云われています。なお、吉備津神社が出来たのは仁徳天皇の時だとされていますから、古さからいいと吉備津彦神社に軍配が上がる様におもわれます。この二つの神社で「わしの方が出来たのは古いのじゃ」と云い争っていると云う話も無いではないのですが??????

 日本の太古から、此の地に大きな神社があったと云うことは確かですが何時ごろかということは今の段階では実証できません。

 一番古いこの神社に関しての言い伝えはあの神功皇后の三韓征伐、おっとと、こんなことを書けば日韓の間に侃々諤々の論争が起きること間違いありませんが、まあ、これは言い伝えのお話ですから無視してください。
 神功皇后が「その御乗りの船から、其の戦勝を祈願して吉備国剌史に幣帛を奉らした」と、言い伝えも残っています。

 なお、鎌倉時代には、社領が一万余町あたっとも言われています。白河院等平安期の多くの天皇から度々の勅司がこの神社に幣帛奉ったと言われています。