笑顔浴

優しい時間

癇癪

2013年08月16日 | Weblog

残暑お見舞い申し上げます

自宅が総合病院の近くなので

救急車が連続して到着しているのが聞こえてきます。

熱中症でしょうか。

どの方も、無事回復なさいますように祈ります。

皆さんは、へこたれておられませんか

 

この地域の人口は51万人で、救急車は14台です。

救急車を呼ぶ人の6割が軽症だから

(歯痛 耳に虫が入った 紙で手を切った 二日酔いで苦しい 病院が休み 等) 

重症の方に車を回すよう、ご協力をお願いしますと、

今朝のTVで広報していました。

救急車も 人も 時間も コストも、資源が限られていて、

「すぐに治療の必要な人を病院へ運ぶ」という目標が

はっきりしているのがいいです。

 

高齢の母が約束を忘れたことで

なぜこんなにイライラするのか考えています。

私が楽しみにしていた欲求不満と

母に喜んでほしかったという期待と

カレンダーにメモしてねと言わなかった後悔と

またかという悲しさと

「なんで!」の後に何か言うと、傷つける言葉を吐きそうで 

困惑している母に挨拶もせず帰りました。

もしやあっちも心を痛めているのはないかしらん

母の体力も 人生の時間も 限りがあるのに

おもいどおりにならないといって

幼子のように癇癪をおこし、

八つ当たりしてる場合じゃないぞと思うわけです。

 

わたしも、母も互いに

「心が満たされていて幸せな本日が、死ぬのにちょうどよい日」

と感じるような1日にすることを目標にしているのですから

 

 

 

 


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経験を積む

2013年08月13日 | Weblog

若い人たちがよくいう<自分探し>という言葉を、私は好まない。

経験に乏しい若者が見つける自分など、いずれたいしたものではないはず。

そんなことをいってる暇があったら、どんな世界でもいいから積極的に飛び込んでいって、

経験を積んだほうが余程ましだと思う。

 ( 「いちばん大切な生き方」より )川北義則  日本クリエート社創設

 

この言葉にとても 惹かれる

もうすぐ還暦がこようとする私を

「若い人たち」に含めてよいものかと躊躇もあるが

まだまだ私は、経験に乏しい頼りない若者なのである。

自分のことが、よくわからないのである。

とにかく飛び込んで、経験を積みたいと思う。

 

 

 


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リレー小説

2013年08月09日 | Weblog

 若者サポートステーションで、「リレー小説」ワークを担当した。

文字を読めない、または 文字が書けない

といった学習障害を持つ人の参加の有無を、当日も確認できないままだったけど

Mさんと二人だから、何とかなるだろうと心配しないことにした。

ねらいは、他者理解と 相手の気持ちをくむこと。

 

はじめに小説家という職業があって

私たちを癒したり、勇気付けたり、愉しませたり、感動させることができると紹介した。

6月末で募集締め切りになったけど、毎年坊ちゃん文学賞に4月から応募できること

県内には、ノーベル文学賞作家がいらっしゃること。

今日は、小説家の卵になって取り組んでほしいと告げた。

 

起承転結の例として蜘蛛の糸の話をした。

起:  ある男が、地獄で苦しんでいた
    自分は悪党だが、良いこともしたから、助けてくれ。

承:  それを聞いたお釈迦様が、蜘蛛の糸を天国から垂らした

転:  喜んで蜘蛛の糸をつたって天国へ登る男、
    下をみると たくさんの悪党も、登ってくるではないか。
    やめろ!糸がきれるじゃないか、これは俺だけの糸だ!

結: その怒鳴り声とともに、ぷつんと糸はきれた

 

一つの物語を、4人に分担してもらった。4人は円陣を組んで座った。


まず、起を書く。

書き出しは、「平成25年、私 麦子(麦男) 18歳」。

場所は、砂漠にいても、アメリカの大学にいても、南の島にいてもOKだ。

登場人物や出来事も自由でいい。

でも、主人公をすぐに殺すのはやめてほしいとお願いした。

 

「起」がかけたら、作品への希望も書いてもらった。

*恋愛小説にしてください

*現実に起こらないミステリーにしてください

*苦労を乗り越えて成長する物語に

*徹底的にセミと戦う展開(手段はとわない)

*最後に親子が互いを理解する・・・・

などなど、それぞれの想いをどう受け継ぐのか、わくわくする。 

そして、右隣の人に託す。

 

「キャッチボールは、してほしい」と希望を書いた若者の「起」には

---久しぶりに「キャッチボールをしよう」と中学の友人に電話をかけた。---とあった。

それを受けて、右隣の人の「承」のストーリーは、

---「いいよ、久しぶりにやろう!」と、喜んで公園で逢うことになった。

そのとき、今の友人からも遊ぼうと連絡が入った。----

その右隣の人の「転」は。。。

----どちらかを選べないので、二人に事情を話したら、

三人でキャッチボールすることになった。緊張したが楽しく遊べた-----

そして、「結」を書く人へバインダーが回されると

---三人は嬉しくて、互いの話をして仲良くなった。友達の輪が広がった----

と結んであった。

 

いつもは、一人で過ごすことの多い参加者の

夢や希望があふれてくる気がする。

出来上がった、作品に、「キャッチボール」とタイトルをつけた彼は

自分の想像以上に気持ちがよい作品になっていた、と感謝していた。

小説の中では、はっぴぃえんどになれる。

参加者の優しさにジーンとした。

 

1コマ5分間の創作だが、かなり疲れたと思う。

なにしろ、自分の「起」を書いたら、チームの3人の続きを書かねばならない。

つまり、隣の人のミステリー系の「承」を考えて書いて回し

次には、ラブストーリーのクライマックス「転」を書かねばならない

そして、ドライブ旅行記のまとめの「結」を書く

そのたびに頭を切り替えて、ストーリーを考えなくてはならないのだから大変だ。

案の定、

すごく疲れた! でも面白かった!と感想をもらった。

 

ちなみに、私が気になったセミバトルの

仕上がった作品タイトルは「本当の敵」。

怒りに任せてセミを攻撃し、居場所をことごとく奪い、

セミを虫かごに詰めて、山に捨てにいくのだが、

そこで、私は自然の中で自分の傲慢さに気づき、

虫と人の棲み分けが虚しいと感じるという

思いがけない終結でした。

 

全部をご紹介できないのが残念です。

 


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正論

2013年08月07日 | Weblog

 

85歳の母が、通っているカーブスで最高齢になった

一番年上の方が、家の中で転んで、やめてしまったからだ。

カーブスは90歳までOKらしいので

その頃まで、通えるといいんだけどと言うと、

知人は、マシンをはつらつと動かすイメージがあるのか

お元気ねえ!と想像なさる。

 

だらだらやっても、座ってろくに動かなくても

行ったという達成感を私たちは得ている。

店を訪問してマシンに触った=筋肉を使う努力をした

ことにしているが、運動の汗を流していないので、それなりである。

もっと、写真の姿勢で運動したほうがよい

もっと、頻繁に来て頑張ったほうがよい

もっと、この部位を鍛えたほうがよい

などと 指導されたことがないのは、

それを希望していないのがミエミエだからかもしれない。

 

週に1回30分の筋肉トレーニングをしに行くというより

笑顔を浴びたり、褒められに行く。

すごいね~ 暑い中よく頑張るね~ 肌がきれいね~ 

前よりしっかり歩いてると▽■さんがいよったよ~

膝がコツコツ鳴らんようになったね~

とスタッフさんから声をかけてもらい

他のメンバーさんが、時々、励ましたり労ってくれたりして

母は嬉しそうな表情になる

 

カーブスの帰りのランチを母は楽しみにしている。

昨日はジョイフルに行った。500円の和膳がお気に入りだ。

注文の品を待っていると、母娘のペアが続々とやってくる。

年齢が私たちと同じくらいのペアが

隣近所に座ると、

どのテーブルからも、娘のお説教の声が聞こえてくる。

 

耳が遠くて徐々に大声になるのか

聞こえないふりをしているから、大きな声になるのか

とにかく、周囲の話声も気にならないほどの懸命さが 

ひしひしと伝わってくる。

ただ、正論は、正しいゆえに、相手を傷つけやすい。

ねぎらいや、褒める言葉もつけ加えてあげてください。

 

でもね・・

言うは易し、行うはかたしじゃ。

母が喜ぶ言葉を 私がもっとかけられるようになったら

カーブスを卒業できるかもしれない。

 


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決める

2013年08月04日 | Weblog

走りたいのに走れない、新記録が出せない。

と運動選手に相談されて、

では、あなたの代わりに私が走りましょう

と提案したところで、喜ばれはしないし、

そもそも、簡単にできることじゃないから悩んでいるのだ

本人が、走る環境をサポートすることが周囲の人間の役割だと思う。

 

返したいけど、返せない。仕事がない。

と借金の相談を受けて

では、あなたの代わりに私が支払いましょう

と提案したところで、本日の取立てから逃れたら

明日の借金に誘うだけで、問題は解決しない。

本人が、働く環境をサポートすることが周囲の人間の役割だと思う。

 

相談すると、魔法を使って他人が

解決してくれると思っている人が多い。

相談されたら、他人の問題を代わりに

解決しようとする人も多い。

我ながらへとへとになるまで頑張ったわりに、

事態は好転せず、

不平不満ばかりが互いに残った。

どうやら、本人の問題は、

本人でないと解けないように作られているらしい。

 

もし、私にできることがあるとすれば

目をそむけない力を引き出すことだと思う 

 

 


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道具を使う

2013年08月03日 | Weblog

夏バテしていませんか?

私はへこたれぎみです。

 

母が下血したというので、一緒に総合病院に行きました。

受付には、高齢者の列。

この時期、体力が落ちますもんね。

受付の女性が、問診票を渡していますが

多くの患者さんは、耳が聞こえにくく 会話が不成立。

そのたびに「▽■さ~ん、すいません」とフロアサポーターを呼び

その女性が問診票を受け取ります。

男性は、メガネをはずして字が見えんと訴えているようで

結局、記入を女性が行うのをぼんやり眺めていました。

 

私の母も同様です、

メガネをかけても、字が虫のように黒く見えるようで

郵便番号欄に、電話番号を書きました。

大きな文字の老人向け問診票があれば助かるのにね。

高価な補聴器を試してきましたが、ぱっとせず。

最近、3万円の集音器を購入したところ

TVの声も割と聞こえやすいというので、持参しました。

 

「一人では、なんもできんなった、情けない」というので、

「問診票を自分で書いたし、診察も集音器を使って普通に話しとった

道具を使えば、なんとかなるもんじゃね~」

「まあね~」

「順調に成長を続けてるってことじゃ」

 

がん検診の通知書のハガキを渡されて

宛先も差出人も自分の名前と住所を書く母。

「ちょっと、書きすぎでしょ!」

「ああ、そうじゃった」

認知症は、脳を使うことで予防できるそうだから

服薬するよりも、母の仕事を取り上げないようにする

自分で選ぶことを邪魔しないようにする

お楽しみのお友達とのおしゃべりが、

施設に入られたり、耳が遠くなり電話で話せなくなったというので

逢えるチャンスを作らねばと思案中です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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エラー

2013年08月02日 | Weblog

雑貨店で 品物を4つ買った、

レシートに3つ分の金額を確認。

値札のついた名刺入れとレシートを持って、不足金を支払いに行く。

購入時に、レシートを確認していたら

二度手間にならなかったのに。

 

その足で、「裾上げ」をお願いしていた夏物を取りに行く。

試着すると、10cm長い。寸法見本まで預けたのに~。

再度、説明する。

「可愛い柄と生地の感触が気に入った紳士物を、ワイドパンツにしたかった。」

紳士物は婦人物よりも股上が長い。

「裾上げは、普通は、股下の長さを合わせるんです」しか言わない係りの人と

ちっとも話が進まないので

「寸法の取り方は、あなたに任せたから、その方法でよい。

結果として、着れる長さなら、私は満足する」

と少し語調を強くしたら、店長が現れて、すぐにやり直すことになった。

これも、

依頼時に、採寸見本(女性もの)を渡したりせず、

私の身体にあてて、裾上げの部位を彼女に決めてもらったら

二度手間にならずに済んだわけで。

時間やひと手間を惜しむと、こうなるのだ。

 

 

そんなこんなで、3時前にA相談室に行ったら、

「今日でしたっけ、明日の予定ですよ・・・・」と驚かれ

3時半からB相談室で仕事だったことを思い出した。

「すいません~、間違いました~」と移動して、無事セーフ。

出る前に、もう一度、計画表を確認しておけばよかった。

 

大丈夫ですか、私。

いつもより、要注意で 向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

 


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