笑顔浴

優しい時間

正論

2013年08月07日 | Weblog

 

85歳の母が、通っているカーブスで最高齢になった

一番年上の方が、家の中で転んで、やめてしまったからだ。

カーブスは90歳までOKらしいので

その頃まで、通えるといいんだけどと言うと、

知人は、マシンをはつらつと動かすイメージがあるのか

お元気ねえ!と想像なさる。

 

だらだらやっても、座ってろくに動かなくても

行ったという達成感を私たちは得ている。

店を訪問してマシンに触った=筋肉を使う努力をした

ことにしているが、運動の汗を流していないので、それなりである。

もっと、写真の姿勢で運動したほうがよい

もっと、頻繁に来て頑張ったほうがよい

もっと、この部位を鍛えたほうがよい

などと 指導されたことがないのは、

それを希望していないのがミエミエだからかもしれない。

 

週に1回30分の筋肉トレーニングをしに行くというより

笑顔を浴びたり、褒められに行く。

すごいね~ 暑い中よく頑張るね~ 肌がきれいね~ 

前よりしっかり歩いてると▽■さんがいよったよ~

膝がコツコツ鳴らんようになったね~

とスタッフさんから声をかけてもらい

他のメンバーさんが、時々、励ましたり労ってくれたりして

母は嬉しそうな表情になる

 

カーブスの帰りのランチを母は楽しみにしている。

昨日はジョイフルに行った。500円の和膳がお気に入りだ。

注文の品を待っていると、母娘のペアが続々とやってくる。

年齢が私たちと同じくらいのペアが

隣近所に座ると、

どのテーブルからも、娘のお説教の声が聞こえてくる。

 

耳が遠くて徐々に大声になるのか

聞こえないふりをしているから、大きな声になるのか

とにかく、周囲の話声も気にならないほどの懸命さが 

ひしひしと伝わってくる。

ただ、正論は、正しいゆえに、相手を傷つけやすい。

ねぎらいや、褒める言葉もつけ加えてあげてください。

 

でもね・・

言うは易し、行うはかたしじゃ。

母が喜ぶ言葉を 私がもっとかけられるようになったら

カーブスを卒業できるかもしれない。

 


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