笑顔浴

優しい時間

道具を使う

2013年08月03日 | Weblog

夏バテしていませんか?

私はへこたれぎみです。

 

母が下血したというので、一緒に総合病院に行きました。

受付には、高齢者の列。

この時期、体力が落ちますもんね。

受付の女性が、問診票を渡していますが

多くの患者さんは、耳が聞こえにくく 会話が不成立。

そのたびに「▽■さ~ん、すいません」とフロアサポーターを呼び

その女性が問診票を受け取ります。

男性は、メガネをはずして字が見えんと訴えているようで

結局、記入を女性が行うのをぼんやり眺めていました。

 

私の母も同様です、

メガネをかけても、字が虫のように黒く見えるようで

郵便番号欄に、電話番号を書きました。

大きな文字の老人向け問診票があれば助かるのにね。

高価な補聴器を試してきましたが、ぱっとせず。

最近、3万円の集音器を購入したところ

TVの声も割と聞こえやすいというので、持参しました。

 

「一人では、なんもできんなった、情けない」というので、

「問診票を自分で書いたし、診察も集音器を使って普通に話しとった

道具を使えば、なんとかなるもんじゃね~」

「まあね~」

「順調に成長を続けてるってことじゃ」

 

がん検診の通知書のハガキを渡されて

宛先も差出人も自分の名前と住所を書く母。

「ちょっと、書きすぎでしょ!」

「ああ、そうじゃった」

認知症は、脳を使うことで予防できるそうだから

服薬するよりも、母の仕事を取り上げないようにする

自分で選ぶことを邪魔しないようにする

お楽しみのお友達とのおしゃべりが、

施設に入られたり、耳が遠くなり電話で話せなくなったというので

逢えるチャンスを作らねばと思案中です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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