バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

今日の一本

2009年04月20日 | リード

写真は、アルファなるケーンから作ったリード。先日糸巻が終わったので、とりあえず試しに一本削ってみた。

先端の方は割と厚いので、メーキングマシンにかけてから、いつものように削ってみた。最初、繊維が荒いように見えたが削ってみるとそうでもない。ブレード26.5㎜、先端幅15㎜で作ってみる。

初めて使うプロファイルドケーンなので様子を見ながら少しずつ削っているせいか、なかなかクロウしてこない。思い切って根元の方を落としてみると、やっとクロウしてきた。それから徐々に全体を薄くしていくのだが、なかなかいい感じにならない。うーん、これは失敗か。と思ったところで、先端幅を若干狭め、ブレード根元の方のサイドもヤスリで少し狭めた。すると、少し良くなった。さらに先端を薄くする。何となくいい感じのクロウになったので、後は楽器に付けて調整。3オクターブ無理なくスケールができるようにはなった。

が、これは自分用に作ったリードではないので、あとは吹いてみてもらって具合を調整しようと思う。ダンツィにしろ、普段使っているケーン以外は自分用ではないので、あまり手間のかかる材料はこれからは使わないようになるだろう。今のところ試した4種類、リーガー、ノーランテール、ダンツィ、アルファの中で一番手間のかからないのは、ノーランテールだった。この4種類の中では一番薄くプロファイルされている。組んで、先端をカットしてヤスリで少し調整するだけで一応音が出る。リーガーは自分の削り方に合わないようだし、ダンツィとアルファはまだ1本ずつ削っただけだが、自分用に作るのと同じくらい手間がかかる。うーん、かかってもいいといえばいいのだが、手間がかかるとかかった分だけ人にあげるのが惜しくなってしまうのだ。もっと気前良ければいいのだけれど…。こういうところで、自分の器の小ささが分かる。

今日は、以前購入してあったノーランテールをFoxの1と2のシェイパーでかけ直してそれぞれ5本ずつ組み立てた。シェイパーの違いがどうでるか楽しみだ。

コメント
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