バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

14㎜リード削りレシピ

2010年02月17日 | リード調整
今日も虫歯の治療で歯医者へ。親不知の中を削り神経を除く。まだ取りきれていないようで治療中少し痛んだ。今回も仮の詰め物をして帰宅。演奏会前日にも予約をいれてあるが、どうやら仮の詰め物のまま本番に突入することになりそう。現時点ではほんのわずかにうずうずする感じがしていて、「もし痛くなったらすぐに来院してください」ということだが、何だか気にすると痛いような気もするし、他のことに集中していれば気にならないし、といったところ。本番当日に痛くなったり、詰め物がとれませんように、と祈るしかない。

さて、ここ数日試してきた14㎜リードの作業レシピを記録しておくことに。以前記録したものとたいした差はないが、記録しておけば何となくそれなりにリードを作っているような気分にもなる。



1、サイズと形。先端の幅14㎜。ブレードの長さ26㎜。先端のサイドをヤスリをかけて14㎜に調整する。ブレードの根元に近い方をやはりヤスリをかけて細くする。あとは形をみて整える。結果、サイドのラインは直線ではなくなり、微妙なカーブがつく。
この作業が終わってからメイキングマシンにかける。メイキングにかけたあとにもう一度先端の幅を確認して調整。

2、ブレード根元に近い部分を厚さが1㎜になるところまでナイフ、ヤスリ等で削る。

3、ブレード中央線の脇のラインをナイフで大雑把に削る。削る良は先端にいくほど少なく。このとき、中央線上の厚さが0.9㎜になるように削る。

4、3で削った外側をナイフで大雑把に削る。先端にいくほど少なめに。

5、4で削った外側をナイフで削る。削り過ぎないように。

以上が、下削り(粗削り)。

6、先端部分を斜めにヤスリで薄くする。薄くしすぎないように注意。

7、先端部分の端をナイフで薄くしていく。

8、先端部分をナイフで薄くしていく。0.2㎜が目安。

9~10、厚く残ってしまいがちな箇所。ヤスリで丁寧に削っていく。リードを指で上下に押さえて閉じていったとき、端から徐々に中央にかけて閉じていかずいっぺんに閉じてしまう場合は、この箇所が厚い場合が多い。

11、サイドの真ん中から先端にかけての箇所も、クロウの様子を聴きながら薄く削っていく。楽器につけたとき、バリバリいうときはこの箇所が厚いことが多い。パワフルなリードに仕上げるときは、この箇所やサイドを削り過ぎないように注意。

あとは、リードをあらゆる角度から見て厚さやリード面の曲線や形を作っていき、細かい調整は楽器につけて吹きながらする。

以上は、自分用の覚え書き。削る順番を変えると同じように削ったつもりでも仕上がりが異なるので、しばらくはこの順番で削ることにする。

ここ数日で作った14㎜リードは印をつけて別に保管しておくことに。



一応いつごろ作ったかを記録しておく。いろいろ試しながら作っているので、作った時期によって削り方やサイズが違う。すでにどんな風に作ったリードだったか忘れかけているリードもあるので、そのうちに時間ができたら試し吹きしながらリード仕分けをしたい。

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