リードをボーカルに差し込むとき、どのくらいまでボーカルに差すのか?
楽器を始めたころ、何回かレッスンしていただいた先生に教わったことがあるのだが、その印を付けたボーカルが今手元にない。きちんと記録しておけばよかった。こういうところが雑な私である。
先述したヘッケルのGVCDE1は、先端がヤマハスーパーボーカルPタイプに比べるとかなり細く、P用に作ったリードではかなり深く差し込まれてしまう。試しに、リードのチューブ部分の内側にロウソクをマンドレルで削ってなすり付け、無理やりリードの内径をせまくして吹いてみた。ちなみに、リードのチューブ部分にすきまができて息漏れがするときはこの方法を試してみるとよいだろう。隙間の部分をロウで埋めるのだ。
結果。楽器の鳴り方が変わるのが分かった。深く差し込まれ過ぎると、なんというか詰まったような感じがして吹奏感も重くなる。少し抜くと吹奏感も軽くなり、素直に楽器が鳴っているような感じがした。浅すぎるとリードの振動が口元だけで十分に楽器に伝わらないような感じで何となくベーベーとした音に。
一番差し込んでちょうどいい加減になる位置というのがやはりあるのだろう。そのリードの振動を楽器に伝えるのに一番いい位置というのものが。ほんのちょっとしたことなので、聴いている人には分からないのかもしれないが、自己満足という部分ではちょっとした吹奏感の違いは大きな違いである。
私の場合、細かいことは気になるのにやることは大雑把でいつも空振りというところでしょうか…。
メルマガ、HPも拝読させていただきました。やっぱり音楽っていいですね。
これからもよろしくお願いします。
ファゴット吹きのおっちゃん ヒロと申します
ネットをウロついていて、ココに辿り着きました。
リードの差込みの話・・・大変参考になりました。 私、ザッパな性格のため細かなことはあまり気にせず、というか気が廻っていないタイプですもんで(笑い)
また色々教えてください
よろしくお願いします