これも環境システム科の大型水耕温室で発見したもの。
なんと大根ではありませんか。
水耕栽培でもちゃんと育っています。
先端の細い部分だけが養液の中で、上部はむき出し。
これは、なかなか見ない珍百景です。
根がむき出しになっても育つ大根。
驚く人も多いのではないでしょうか。でもこれには理由があります。
根だと思っている大根の可食部ですが、本当の根はその先端の部分。
脇から細い根が出ている部分です。
それ以外の上部は「胚軸」といって、根と茎をつなぐ部位。つまり根ではないんです。
今から5年ほど前、先代環境班のフローラは
青い光を照射することでカブの可食部の肥大促進に成功しました。
フォトニクスというだけあって、LEDを使った植物栽培は得意分野。
長年の実験データから、青い光は多くの植物の
茎を太くする作用があることを知っています。
カブの可食部は胚軸。だったら胚軸だって太くなるかもしれないと考え
肥大期に照射したら本当に大きくなったのです。
確か植物学会の高校生ポスター発表会で披露したところ
東京大学の院生が胚軸にも効果があることにとても興味を持たれ
何度か情報交換した記憶があります。
数ある取り組みの中でも、見事予測通りの結果を得られた痛快な研究でした。
さて、この大根は環境システム科の施設園芸班の研究。
みなさん、ユニークな研究に取り組んでいます。
なんと大根ではありませんか。
水耕栽培でもちゃんと育っています。
先端の細い部分だけが養液の中で、上部はむき出し。
これは、なかなか見ない珍百景です。
根がむき出しになっても育つ大根。
驚く人も多いのではないでしょうか。でもこれには理由があります。
根だと思っている大根の可食部ですが、本当の根はその先端の部分。
脇から細い根が出ている部分です。
それ以外の上部は「胚軸」といって、根と茎をつなぐ部位。つまり根ではないんです。
今から5年ほど前、先代環境班のフローラは
青い光を照射することでカブの可食部の肥大促進に成功しました。
フォトニクスというだけあって、LEDを使った植物栽培は得意分野。
長年の実験データから、青い光は多くの植物の
茎を太くする作用があることを知っています。
カブの可食部は胚軸。だったら胚軸だって太くなるかもしれないと考え
肥大期に照射したら本当に大きくなったのです。
確か植物学会の高校生ポスター発表会で披露したところ
東京大学の院生が胚軸にも効果があることにとても興味を持たれ
何度か情報交換した記憶があります。
数ある取り組みの中でも、見事予測通りの結果を得られた痛快な研究でした。
さて、この大根は環境システム科の施設園芸班の研究。
みなさん、ユニークな研究に取り組んでいます。
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