2013年、「農と工の融合」をキャッチフレーズに誕生した環境システム科。
野菜栽培の技術やビジネスの知識や技術はもちろん、
電気工事士や配管技能士など工業の国家資格が取得できる
全国でもかなり先進的な学科として誕生しました。
1回生の初代環境班は園芸科学科の先輩からノウハウを引き継ぎ
さらに工業的視点も加えて水質浄化システム「バイオエンジンTYPE2」を完成。
総理大臣賞の受賞を始め、学会や農業クラブで大活躍しました。
次は2代目の紹介です。頼もしい初代がいつでも声を掛け、
ともに活動したこともあり、FLORA精神と流儀を引き継ぎ
新たな活動を始めました。それがサンパチェンスによる空気浄化。
室内用バイオエンジンです。ここは岩手県山田町。
東日本大震災から2年、まだ多くの方が仮設住宅暮らしでした。
仮設住宅はスペースの関係上、建物が隣接しています。
したがってプライベートがなく窓を開けておけない欠点がありました。
そのため高齢者は室内にこもることが多く、新建材によるシックハウス症候群も
心配されていました。立ち上がった2代目は空気浄化能力の高いサンパチェンスを
室内用にチューンナップして皆さんに提供し喜ばれました。普通の鉢に見えて、
実は最先端の技術を纏い徒長しないサンパチェンス。魔法使いFLORAです。