花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

東山魁夷「道」

2013年07月13日 | 園芸科学科
この絵のタイトルは「道」。
まっすぐ続く道が描かれてあるだけです。
作者はご存知、日本画家の東山魁夷。
1950年に発表した代表作なので
見覚えのある人も多いと思います。
実はこの絵のモデルになったのが種差海岸なのです。
さらに作家の司馬遼太郎の文章にも種差海岸が出てきます。
「どこかの天体から人がきて地球の美しさを
教えてやらねばならないはめになったとき、
一番にこの種差海岸に案内してやろうとおもったりした。」
チームのサクラソウ保護活動はこんな美しいところで行われています。
さて今日から南部町のジャックド祭りが始まります。
15時から名農の太鼓演奏があるのでぜひご覧下さい!

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ニンニク王国

2013年07月13日 | 生物生産科
名久井岳を背景に畑がひろがっています。
ここは第1農場のニンニク畑。
先日、この畑で生物生産科が
「ニンニクフェスティバル」を開催しました。
1~3年生総出でニンニクを収穫する年に一度のお祭り。
さすがは福地ホワイトを生んだ南部町ならではのイベントです。
さて畝にマルチングと呼ばれる緑色のビニールのようなシートが敷かれています。
マルチにはこの他にも透明や黒、白、シルバーなどがありますが
使い道が違うのをご存知ですか?
光が射し込むのを利用して地温を上げるのが透明、
逆に光を遮って雑草の繁茂を抑えるのが黒。
白は光を反射して地温の上昇を防ぐ時に、そしてシルバーは
光が葉の裏にも反射するので光を嫌うアブラムシを防ぐ場合に使います。
それでは名農が用いている緑はなんでしょう。
実はやや光を通すので透明と黒の両方の効果があります。
このように育てる作物や時期、畑の状態をみて色を選んでいるのです。
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