奇想庵@goo

Sports, Games, News and Entertainments

NFL Wildcard Playoff Review I

2007年01月07日 22時01分27秒 | アメリカンフットボール
☆ Kansas City 8-23 Indianapolis

プレビューでも書いたように、この試合、誰もがKCのRBラリー・ジョンソンのランが鍵を握ると思われた。当然、ランディフェンス32位のコルツはその対策を練りに練っているはず。それをKCがどう覆すのかが注目だったのだが。
結果的に、KCはランが止められた時の対策が全く準備されていなかった。プレイヤーの問題というよりも、完全にコーチの問題。守備はコルツのハイパワーオフェンスにギリギリで耐え、ワンサイドゲームにならないように踏ん張っていたが、それも攻撃があまりにも機能しないせいで、スタミナの消耗を招いて最後は押し切られてしまった。第3クォーター中盤までファーストダウンが取れないのでは勝ちようがない。守備に特化したチームならまだしも、KCはあくまで攻撃主導型だ。ランをいかに出すかという戦略がないままでは勝負にならなかった。
コルツにとっても決して褒められた勝利ではない。確かに守備の健闘で、終わってみれば大勝と言えるが、守備に関しては相手の無策に助けられた面も否めない。むしろ攻撃でもっと先行すべきだったのにそれができなかったことが大きな課題として残った。特にQBペイトン・マニングの3INTは次戦に不安を抱えることとなった。ラン攻撃が安定していたことが成果ではあるが、ボルチモア相手にどこまで通用するか。
モメンタムという観点から言えば、最初のCBタイ・ローのインターセプトリターンをWRマーヴィン・ハリソンが防いだことが大きかった。ゴール前からの攻撃という決定機を得ながら、オフェンスは決めることができず、更にKローレンス・タインズが短いFGを外して自滅してしまった。


☆ Dallas 20-21 Seattle

キープレイヤーになると予想したQBトニー・ロモだが、QBとしてではなくホルダーとしてキーになるとはさすがに予想外。ただあの場面はFGではダメだった。FGを選択した時点で敗北の可能性が高かった。ダラスは勝つチャンスを自ら放棄し、自滅した試合だった。
QBトニー・ロモの出来はよくなかった。スタッツはまずまずだが、パスの精度、判断の早さに難があった。特に左右に流れながらのパスの精度が悪かった。彼を助けるべきレシーバー陣も足を引っ張った。WRテレル・オーウェンス、WRテリー・グレンはイージーなドロップもあり、ロモのリズムを乱した。また、ショートからミドルのパスばかりで、ディープを攻めなかったプレイコールにも疑問が残った。
それでもダラスは勝つチャンスがあった。パスインターフェアでシアトルが得た決定機を守備が踏ん張り、無得点に抑えた。明らかにモメンタムはダラスに傾きつつあった。攻撃権を得たダラスは自陣深くでWRテリー・グレンへのフレアのパスをチョイスした。確かにランの確率が高い場面、相手の目先を変える理にかなったプレイコールではあるのだが、それでもやはりあの場面はグラウンドアタックでボールコントロールに徹するべきだったろう。結果的にファンブルロストがセーフティとなり、更にTDを奪われて逆転を許した。ランプレイで時間を使い、たとえスリーアンドアウトでも相手を追い込むことができた場面だった。
それでも、再逆転のチャンスは訪れた。残り時間を考えるとTDが欲しい場面だった。もちろん、残り時間わずかになれば、1点でもリードしているチームが精神的に圧倒的に優位に立てる。だが、FGで再度逆転されるという状況になれば、守備側にもプレッシャーがかかる。実際にシアトルディフェンスがずるずると進まれたように、ダラスの守備もFGを許さない展開に持ち込む可能性は低い。だからこそTDが欲しい。理想を言えばファーストダウンを取って時間を使ってからTDが欲しい。
サードダウンのパスは一度はファーストダウンをコールされたが、オフィシャルレビューで判定が覆った。セオリーでは100%FGの場面だが、だからこそフォースダウンゴーの選択はなかったかと考える。リードしている時はできるだけセオリーに徹する必要があるが、リードされている時はその限りではない。
もしもFGが成功していても、最後は逆転されていたと私は思う。それはあのレビューで判定が覆ったことで、シアトルにモメンタムが傾いていたからだ。もちろん「もしも」の結果は分からない。ただモメンタムのスポーツであるフットボールでは、モメンタムを失った側が再度取り返すことは非常に難しい。私にはFGを選択した時点で、モメンタムを奪い返す機会を放棄したように見えたし、敗北は決定的に思われてしまった。
シアトルにとっては経験の差が勝利に繋がったと見るべきかもしれない。スタッツ的にはほぼ互角だが、苦しい場面で守備がよく耐えたことが勝因となった。ほんのわずかの差が勝敗の明暗を分けた。次はどちらが相手でも更に苦しい試合となるだろうが、耐え続けられれば勝機も訪れるだろう。


NFL Wildcard Playoff Preview

2007年01月06日 21時47分27秒 | アメリカンフットボール
いよいよNFLはポストシーズンに突入。スーパーボウルまでは新年と実感できないので、むしろここから年の瀬って感じか(笑)。とりあえずワイルドカードプレイオフのプレビューを。

○ Kansas City @ Indianapolis

KCがコルツに挑む。生命線はRBラリー・ジョンソン。攻撃陣がイニシアチヴを取れれば、勝機は十分ある。コルツは悲願達成のためにどんな戦いができるのか。
開幕2連敗や中盤で3連敗などいくつかの危機があったKCだが、幸運にも恵まれてプレイオフに滑り込んだ。それを支えたのは言うまでもなくRBラリー・ジョンソン。怪我から復帰のQBトレント・グリーンが本調子でないままなので、ランが攻撃の軸になる。課題だった守備は、HCハーマン・エドワーズによって改善がなされたものの、強いとは言いがたい。攻守ともにヤードでNFL16位と際立った特徴に欠ける。
9連勝と昨年に続いて無敗を誇ったシーズンも、その後は3勝4敗と不振を極めた。昨年同様プレイオフにモメンタムを持ち込めず、苦戦は必死だ。攻撃力は健在。トータル3位の攻撃はQBペイトン・マニングのパスだけでなく、ルーキーRBジョセフ・アダイのランも脅威となっている。ただマーヴィン・ハリソン、レジー・ウェインの次のパスターゲットに課題を残す。深刻な守備は、パスが2位でランが32位と極端な数字となっている。ジャクソンヴィル戦で無残に走りまくられたようにランディフェンスは危機的状況だ。
キープレイヤーは最初に述べたようにKCのRBラリー・ジョンソン。彼のランがどれだけ出るかで試合の様相は変わる。ある程度ハイスコアな展開は間違いないが、純粋な点の取り合いだとコルツに一日の長がある。時間をコントロールするためにもジョンソンのランは欠かせないが、QBトレント・グリーンの出来もかなり大きく影響を与えるだろう。彼が本調子に近付けばコルツの守備陣はかなり苦労しそうだ。予想は、27-24でコルツ。マニングの執念が僅差で試合を制すると見る。

○ Dallas @ Seattle

ともに9勝7敗と決して褒められた成績ではない。QBトニー・ロモのブレイクで勢いに乗ったダラスも最後の4試合は1勝止まりとモメンタムは削がれてしまった。エースQBとRBを欠きながらも地区優勝を果たしたシアトルだが、地区内のライバルの低迷に助けられた感が強い。ダラス同様1勝3敗でプレイオフに突入する。
ダラスはQBトニー・ロモの活躍で攻撃はトータル5位。タレントは揃っていたのでQBの交代が本来の力を引き出したと言えよう。守備も13位と悪くない。ただ無敗のコルツを破った頃はチームにモメンタムがあったが、それを持続することに失敗してしまった。トラブルメーカーのWRテレル・オーウェンスを抱え、勝っておきたかった最終戦でデトロイトに敗れたのも大きな痛手だ。プレイオフではロモの真価が問われる。トム・ブレイディやトロイ・エイクマンに重ね合わすファンの期待に応えられるのだろうか。
昨シーズンNFCを制したシアトルは主力の負傷もあって強さを示せぬままのシーズンだった。それでも地区優勝したが対戦相手に恵まれた感は強い。9勝のうちプレイオフ出場チームはジャイアンツのみ。それは攻守ともに19位というスタッツからも窺える。QBマット・ハッセルベックとRBショーン・アレキサンダーが復帰してもモメンタムに繋がらなかったことが辛いところだ。
試合の鍵を握るのはやはりQBトニー・ロモ。ポストシーズンでは、地力の差が大きくなければQBの差が試合を決める。なんでもソツなくこなせるQBだが、それ以上にQBとして大事なことは勝負強さ。それが彼にあるかどうかが注目だ。予想は24-14でダラス。うまく戦い抜けばワイルドカードで進出したチームで最もチャンスのあるチームとなるだろう。

○ New York Jets @ New England

同地区のライバリーの直接対決。ともに3連勝でプレイオフ進出。今シーズンの対戦成績はともに敵地で勝利しての1勝1敗。ただしジェッツが勝った試合は、ジェッツがバイウィーク明けだったのに対し、NEはコルツ戦後というハンデがあった。12月以降生まれ変わったように強くなるNEに対してジェッツはどう挑むのか。
攻撃25位、守備20位とプレイオフ進出チームで最低と言っていいスタッツのジェッツ。完封負けも2試合あり、頼みの大黒柱RBカーティス・マーティンはシーズンを棒に振った。スケジュールも楽というわけではなかったが、10勝を上げたのはある意味驚きだ。それもこれもQBチャド・ペニントンが初めて16試合でスターターを勤められたことが大きい。レイティングでは目立たないが、彼のチームを勝たせる能力は一流だ。もう一つ、ルーキーRBリオン・ワシントンの成長もチームにモメンタムを持ち込んだ。
今シーズンも終わってみればキチンと定位置を確保したNE。戦力流出が指摘されても12勝上げるのだから恐れ入る。WRディオン・ブランチを失い、レシーバー陣は他チームに見劣りする。RBコーリー・ディロンもさすがに全盛期の切れ味はない。それでもトータル11位、得点では7位という攻撃を支えたのはQBトム・ブレイディの手腕だ。パサーではなくQBとしては間違いなく現役ナンバーワンだろう。ルーキーRBローレンス・マローニーも負傷などもあったが期待に応えた。守備はトータル6位でターンオーバーレシオも4位タイと相変わらずの強さを誇っている。
見所の一つは、HC対決だ。ビル・ベリチック直系のエリック・マンジーニが師匠に挑む構図。タレント的にはNFL平均以下とも思える両チームをここまで導く手腕はともに高く評価できる。地力ではNEが圧倒的だが、マンジーニがいかに覆すのか。まともに戦えば、24-10でNE。就任1年目のマンジーニにとって、まだ失うものはない。あらゆる手を尽くして勝ちにいけば面白い試合が見られるだろう。

○ New York Giants @ Philadelphia

こちらも同地区の対決。ただしモメンタムの差は甚だしい。なんとか8勝8敗でプレイオフに滑り込んだジャイアンツは、後半戦2勝6敗と苦しんだ。対するフィラデルフィアはエースQBドノヴァン・マクナブを失いながらも5連勝で地区優勝を飾った。この差を埋めるものは引退を宣言するRBティキ・バーバーの気迫にチームメイトが応えられるかだが…。
DEマイケル・ストレイハンやWRアマニ・トゥーマーら主力の怪我をきっかけに失速したジャイアンツ。攻撃はトータル14位だが、RBティキ・バーバーの活躍が押し上げている。QBイーライ・マニングは正直NFLレベルのQBでは無いと見ているので、周りのサポートなしには機能しない。主力を欠くと一気に攻撃の質が低下する。守備は25位で特にパスディフェンスは28位と低迷している。直接対決は1勝1敗だが直近の対戦はホームで完敗している相手。かなり厳しい戦いとなることは間違いない。
NFCで最もモメンタムを維持しているのはフィラデルフィアで間違いない。スーパーボウルで破れた一昨年のシーズン。昨シーズンは主力を相次いで負傷で欠き、見るも無残なシーズンとなった。その反省からバックアップQBを用意しておいたことがこの流れを生み出した。QBジェフ・ガルシアは経験豊か。うまくチームを統率し、いい流れを生み出している。トータル2位の攻撃力をそのまま信用できるわけではないが、それでも安定した得点力は期待できる。守備は15位。ただラン守備が26位と課題が残る。
ジャイアンツは最終戦同様その武器はRBティキ・バーバー一人といっても過言ではない。ランだけでなくパスターゲットとしても攻撃に貢献している。逆に言えば、彼さえ封じればジャイアンツには為す術はない。ラン守備に問題を抱えるイーグルスのディフェンスが彼を止められるか。止められなければ波乱の可能性が出てくるだろう。予測は31-17でフィラデルフィア。


プレビューは以上。
ちなみに、今シーズン応援しているのはサンディエゴとニューオーリンズ。当然スーパーボウルの顔合わせもこの2チームを期待している。QBドリュー・ブリーズが古巣相手に大舞台で投げる姿を見たい。
その可能性は決して低くはない。AFC1位で、モメンタムを持続し、問題はHCショッテンハイマーのジンクスだけというサンディエゴ。NFC2位で、守備に課題を残すものの、自滅しそうなシカゴよりも勢いに乗るフィラデルフィア戦が事実上の決勝と思われるニューオーリンズ。ブリーズの因縁もあるし、カトリーナから立ち直るというストーリー性もあって、話題に事欠かないスーパーになってくれれば楽しいのだが。


Fate/stay night 途中経過

2007年01月04日 20時35分48秒 | アニメ・コミック・ゲーム
正月はFate三昧という、アレな生活を送ってるわけで。
セイバールートをクリア後、凛ルートの終盤というのが現状。ちなみに凛ルートはバッドエンドをくらって、仕方なく攻略情報を確認してのプレイ中。

語りたいことは山ほどあるけれど、感想などは3つのルートをクリアしてからの予定。少なくとも、これまでプレイした2つのルートは、本来であれば18禁にする必要性が薄い印象を受けた。現在の日本のPCゲーム界の状況では、18禁として出さざるをえなかったというのは間違いないし、これだけヒットしたから十分と言えなくもないが、18禁で出たということで、たとえ非18禁ゲームとして再リリースされても、どうしてもプレイヤーの層は限定される。
この作品の評価は別として、もっと多様に受け入れられてもいいとは思うので、それは残念だ。PCゲーム市場が、日本の場合極端に偏在しているため、「表現としての」ゲームは成立しにくい状況にある。「産業としての」ゲームが著しく衰退するとは思わないが、ゲームの向かう先がただの娯楽で終わるなら、あまりにもつまらない結果だ。
もちろん娯楽として優れているということは高く評価されるべきことだ。ただ映画にせよ小説にせよ娯楽以外の作品が成立するがゆえにその表現の幅は確保され、より高い次元の作品が生み出されると思う。

もう1点、このゲームをプレイする前から確認したかった、ゲーム性の問題もいまだ感じていることだ。基本的に選択肢によるプレイの幅は皆無に近いので、選択は当てものに近い。選択肢に意味をもたせるには、その選択肢を選ぶその背景となる思想や思考法をトレースし、その後の展開をその考え方で行動するという点まで昇華させてしまうか、正しい選択をするための伏線を完璧に張って、常に正しい選択を強いるかの2通りが考えられるが、後者は推理ゲームなどでは可能だが、前者は恋愛対象の選択程度でしか機能させるのは難しいだろう。正直、これまでのプレイにおいて、このゲームに選択肢の必要性を感じたことはなかった。
音や絵による効果、字体や色による効果はそれなりには機能している。小説において挿絵の有無が致命的な問題とならないように、それらの効果が決定的な存在とは言えないだろうが。ただPCを用いて長文を読ませようとすれば、こうした補助的効果は必要なのも確かだ。
ここまでプレイした範囲においては、ゲームという媒体だから表現できたという要素は感じない。この問題は全てをプレイしたあと再び語ることになるだろう。


トップをねらえ!

2007年01月01日 20時41分00秒 | アニメ・コミック・ゲーム
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00005HPCP&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

AT-Xで『トップをねらえ!』『トップをねらえ2!』の一挙放送があり、今日は『トップをねらえ!』を見た。過去、何度か見ている作品だが、久しぶりにまとめて観賞。

やっぱり傑作。

SFアニメ史上でも屈指の名作。ガイナらしい、素人っぽさとけれん味、畳み掛ける演出に、正月から画面に引き込まれしてしまった。分かっていても、いや、分かっているからこそ燃えるストーリー。岡田斗司夫のSFオタクっぷり全開の原作に庵野節が絡み合い、細かな部分まで考えて作られているだけに、見るたびに新たな発見がある。
究極の娯楽作品として、もはやアニメの古典とも言うべき存在だが、見るべき価値は十二分にある。


年越しFate

2007年01月01日 20時16分44秒 | アニメ・コミック・ゲーム
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000EDWJ3O&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

一昨日の長い記事でエクスキューズを延々と述べたが、結局そのあとアマゾンで購入。昨日の昼に届いて、その後間断はさみつつプレイ。今年は紅白も興味なく、K-1は見る気をなくす演出でTVを消してFateに集中。

メモリ不足だったが、プレイにはほとんど影響なし。ノベル系ゲームはSFCの弟切草以来。シナリオに対する評価とは別に、今回の興味の一つは、ビジュアルノベルというものに対するものもある。ゲームというジャンルによってのみ表現できる要素が果たしてあるのかどうか。

現状はまだ中盤(?)あたり。ここまでのところ、「エロが無ぇぇぇぇぇ!!!」と言うこと以外はまだまだ語るべきことも少ない。アニメ版を4話まで見ているので、序盤については知識があったが、遠坂凛視点でのプロローグの使い方はなかなか上手いと感じた。予備知識なしでも物語に入りやすくなっている。
アニメ版で気になっていたのが、主人公・衛宮士郎への感情移入がしにくかったことだが、さすがに文章の力もあり、繰り返し繰り返し積み上げて描いているだけあってゲーム版は心情がついていきやすくなっている。もちろん、戦うことへの甘さは強く感じるが、これは今の若い世代のリアルかもしれない。
評価はまだまだ先となるが、この作品から感じるものは、エヴァやガンパレから感じたものに近い。この時代のエポックをたっぷりと味わいたい。