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感想:『日常』1~4巻

2010年01月29日 00時02分13秒 | アニメ・コミック・ゲーム
日常 1 (角川コミックス・エース 181-1)日常 1 (角川コミックス・エース 181-1)
価格:¥ 567(税込)
発売日:2007-07-26


コミックダッシュ!で見掛けて気になっていたギャグマンガ。古本で4巻まで購入。既刊は5巻まで。

変なマンガは珍しくないが、つかみどころがない印象の作品だ。1話は8~12ページのものが多いが、4ページとかもある。四コマではないが、四コマもある。
1話目がロボ女子高生の話だが、彼女はメインというよりサブキャラに近い。ベタだったり、シュールだったり、ギャグの方向性もバラバラ。驚いたときの描写がとても古典的だったり、崩した絵が違和感ありまくりだったりで、絵はお世辞にも上手いとは思えない。基本的に女の子たちがメインだが、可愛いとも言い難く、萌え系と呼んでいいのか疑問に思う。タイトルは『日常』だが、『あずまんが大王』のような日常の些細な出来事を描く空気系ではなく、あくまでもギャグである。

で、ギャグマンガの価値は笑えるかどうかにある。決してギャグの質が高いわけではないので、人に勧めようとは思わない。でも、まるっきり笑えないわけでもない。下手な鉄砲もではないが、1話1話は短いので1冊の収容話数が多く、中には当たりもあるという感じ。当たり率はそう高くないが。基本、馬鹿馬鹿しさの追求って路線なので、シュールよりもベタな方が面白いものが多いか。
私にとっては、新刊で買おうとまでは思わないが、古本でなら次の巻も買ってもいいかなと思うくらいの作品だ。


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