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『セイントオクトーバー』第16話

2007年04月22日 18時01分40秒 | アニメ・コミック・ゲーム
「だってあたちは、復讐に生きる女でちものー」なエスメラルダの暴走っぷりを楽しむ回。アニメではお約束な話だが、彼女の妄想全開で思い込みの激しさが話の縦軸。その彼女の矛先となったヨシュアも実は思い込みの激しいキャラで、うまくボケ役となっていた。
一方、思い悩む猟兵、期末テストの一夜漬けに励むロリ3人娘、功士朗とユアンのやりとり、そしてヨシュアの過去を巡る伏線と、様々な展開がうまく組み込まれていた。

今回の戦闘はほとんど必要ないようなあっさりしたもの。お約束の展開をずらすことでインパクトを与える手法はこの作品の定番だ。まあ以前に見せた高速変身バンクほどのインパクトはなかったが。
しかし、毎回言えることだが、演出はアニメのお手本になるほどだ。凝った演出と言うよりも分かりやすい演出なのだが、細部にもキチンと意味を持たせているため、バカアニメなのに世界のまとまりがしっかりしている。

エスメラルダは顔のどアップという表現で彼女らしさをうまく表現した。変身バンクを除けば、このアニメの健全さをアピールするような演出も評価できる。話の内容は特に語るべきことはないが、十分にらしさがあった回と言えるだろう。功士朗の使い方も光っていたし。
次回はいよいよ猟兵が前面に出てきそう。そろそろ終盤に向けて話は収束していきそうな感じだけど、このノリは保っていって欲しいものだ。


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2 コメント

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>細部にもキチンと意味を持たせているため (猫ゆうき)
2007-04-26 01:49:08
なるほど・・・
目が覚めましたw

よくできてるのにーと
思いつつ、それを説明できなくて。。。

これで人に説明できます(^^
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コメント&TBありがとうございます (奇天)
2007-04-26 20:48:50
>これで人に説明できます(^^

設定はとてもとてもアレですが、でも世界がとてもまとまってる印象がありますね。ういた感じがしないというか、つい引き込まれているというか。
分かりやすすぎる程ですが、徹底して伏線を張ってますし、ひとつひとつの要素を次へ繋げる姿勢は徹底していますし。

エスメラルダもキャラとして非常にぶっとんだ存在ですけど、あのエルロックの妹という背景があるから、憎めない印象を受けますし。
おバカなアニメを非常にこだわって作っている、そんな作り手の姿勢が見えて、私にとっていまだイチオシのアニメです(*^^*)
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