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出ているの知らなくて、本日購入。
アルティマニアらしい分厚さは、攻略本の醍醐味(笑)。670ページ超はもちろん、知る人ぞ知るベントスタッフ製作ということで読み応えのある攻略本となっている。
もともとこのゲームはプレイヤーを選ぶゲーム。元となったSFC版よりはユーザーフレンドリーになっているとはいえ、一本道RPG慣れした人には厳しく感じられる様々なシステムから成り立っている。で、この攻略本はそうした初心者に向けられたものではない。一方、RPGの攻略本と言えば、データの濃密度が評価の指標の一つともされるわけだが、かなり細かなデータを提示しているものの、アルティマニアとしては究極とまでは言えない感じ。
では、この本の最大の売りは何か。それは、イラストや写真をふんだんに使ったマルディアスの世界への誘いだ。SFC版は、システムの妙味と共にその世界観やキャラクターの描かれ方に多くのファンを惹きつけるものがあった。リメイクとなったこのミンストレルソングでは、当時明かされなかった部分を描きながら、決して世界観を壊さず、当時のファンを夢中にさせるものだった(キャラクターデザインは否定的意見が圧倒的だったが)。この攻略本は、攻略と同時に設定資料集的な要素も持ち合わせ、バランスの取れた内容となっている。
最初の30ページ程は入門として、基本情報やQ&Aが書かれている。
続くシナリオサイドは、いきなりイラストオンパレード。「世界と神話」としてマルディアス世界の丁寧な紹介から入っているのが特徴的。その後、登場人物紹介。ガイダンスとして、シナリオ面のシステム解説があり、そして200ページ以上に渡って、イベント&マップの詳細が語られている。
バトルサイドは、戦闘システムの基本的な解説の後、キャラクターの紹介、サガシリーズの伝統となった技・術について、アイテム、そしてモンスターのデータと続く。ボス系モンスターの攻略法は、シナリオサイドのイベントの解説のところで簡単に触れられている程度。バトルサイドでは基本的にデータのみとなっている。
アルティマニアサイドは、まずシークレット60としてTIPSの紹介。シナリオ考察では、奥深い設定が語られている。ロマサガ開発室は、設定画の数々の展示と、開発者へのインタビュー(シナリオサイド、バトルサイドでも、同様のものあり)。最後に、オリジナルストーリーと題してベニー松山氏によるショートストーリーが書かれている。
全体的な雰囲気として、コレクターズアイテムとなった伝説の『ロマンシング サ・ガ大辞典』を彷彿とさせるとは言いすぎか。単なるデータ集ではなく、ロマサガの世界観に触れる優れた一冊。クリアするために読む本ではなく、クリアした後に読む本である。
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出ているの知らなくて、本日購入。
アルティマニアらしい分厚さは、攻略本の醍醐味(笑)。670ページ超はもちろん、知る人ぞ知るベントスタッフ製作ということで読み応えのある攻略本となっている。
もともとこのゲームはプレイヤーを選ぶゲーム。元となったSFC版よりはユーザーフレンドリーになっているとはいえ、一本道RPG慣れした人には厳しく感じられる様々なシステムから成り立っている。で、この攻略本はそうした初心者に向けられたものではない。一方、RPGの攻略本と言えば、データの濃密度が評価の指標の一つともされるわけだが、かなり細かなデータを提示しているものの、アルティマニアとしては究極とまでは言えない感じ。
では、この本の最大の売りは何か。それは、イラストや写真をふんだんに使ったマルディアスの世界への誘いだ。SFC版は、システムの妙味と共にその世界観やキャラクターの描かれ方に多くのファンを惹きつけるものがあった。リメイクとなったこのミンストレルソングでは、当時明かされなかった部分を描きながら、決して世界観を壊さず、当時のファンを夢中にさせるものだった(キャラクターデザインは否定的意見が圧倒的だったが)。この攻略本は、攻略と同時に設定資料集的な要素も持ち合わせ、バランスの取れた内容となっている。
最初の30ページ程は入門として、基本情報やQ&Aが書かれている。
続くシナリオサイドは、いきなりイラストオンパレード。「世界と神話」としてマルディアス世界の丁寧な紹介から入っているのが特徴的。その後、登場人物紹介。ガイダンスとして、シナリオ面のシステム解説があり、そして200ページ以上に渡って、イベント&マップの詳細が語られている。
バトルサイドは、戦闘システムの基本的な解説の後、キャラクターの紹介、サガシリーズの伝統となった技・術について、アイテム、そしてモンスターのデータと続く。ボス系モンスターの攻略法は、シナリオサイドのイベントの解説のところで簡単に触れられている程度。バトルサイドでは基本的にデータのみとなっている。
アルティマニアサイドは、まずシークレット60としてTIPSの紹介。シナリオ考察では、奥深い設定が語られている。ロマサガ開発室は、設定画の数々の展示と、開発者へのインタビュー(シナリオサイド、バトルサイドでも、同様のものあり)。最後に、オリジナルストーリーと題してベニー松山氏によるショートストーリーが書かれている。
全体的な雰囲気として、コレクターズアイテムとなった伝説の『ロマンシング サ・ガ大辞典』を彷彿とさせるとは言いすぎか。単なるデータ集ではなく、ロマサガの世界観に触れる優れた一冊。クリアするために読む本ではなく、クリアした後に読む本である。
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