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2013年4月に読んだ本

2013年05月01日 17時48分25秒 | 本と雑誌
2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1799ページ
ナイス数:83ナイス

大日本サムライガール 1 (星海社FICTIONS)大日本サムライガール 1 (星海社FICTIONS)感想
『羽月莉音の帝国』の序盤に比べるとずいぶん構成や文章が練れて読みやすくなったなあと。ただそこからの怒濤の展開の密度・速度は凄まじかっただけに、この作品にそこまで期待するのは酷かなとも。ラストの落ちは強引過ぎてもうひとつ。評価は続巻次第か。(☆☆☆☆☆)
読了日:4月5日 著者:至道 流星
教養としてのゲーム史 (ちくま新書)教養としてのゲーム史 (ちくま新書)感想
思えば私自身コンピュータゲーム史をなぞって来たのかと、読んでいて感慨が。固定画面、スクロール、RPGへと繋がっていく流れ、ハードとソフトの制約の中での進化は読みごたえがあった。ただゼロ年代以降、ゲーム性という意味では進化を感じられるゲームがほとんどなく、それを本書からも感じることになった。(☆☆☆☆☆)
読了日:4月5日 著者:多根 清史
織田信長 (人物叢書)織田信長 (人物叢書)感想
近年、信長人気隆盛の中で虚像が巷間に蔓延している。それに対して歴史学の側から冷静に現時点での研究の成果を述べた好著。ただし、関所撤廃や楽市政策に対する経済学的見地からの評価や、家臣団経営に対する組織論からの見方も欲しかったか。「おわりに」で述べた「百姓や村と正面から向き合おうとしなかった権力」である点も感傷的に見るべきかどうかも疑問。そういう権力だったからこそ出来たという積極的評価もできるだろう。(☆☆☆☆☆☆)
読了日:4月11日 著者:池上 裕子
われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語るわれ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る感想
引退後8年経つとはいえ、将棋界の頂点名人位まで極めた棋士がコンピュータ相手に自分の不利を覚悟し、「6二玉」となりふり構わず勝ちを目指した姿勢に心が打ち震えた。一年が経ち、米長永世棋聖は亡くなり、第二回電王戦ではついにコンピュータが現役のプロ棋士を破った。対人と対コンピュータでは全く異なる研究・対策が必要ということだが、コンピュータはどこまで将棋を通して人に近づけるのかも興味がある。一方、羽生の「コンピュータの計算処理能力から導かれる一手を、人間の知性で理解し、同じような結論を導き出せるかを、問われる」という指摘に深く考えさせられる。(☆☆☆☆☆☆☆)
読了日:4月14日 著者:米長 邦雄
大崎梢リクエスト!  本屋さんのアンソロジー大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー感想
新刊書店を舞台としたアンソロジー10編。最も秀逸だったのは似鳥鶏。いや、さすが。日常の謎を詰め込んだ感のある有栖川有栖、うおーそう来たか!と驚いた誉田哲也、オチに物足りなさはあったが手慣れた感じの大崎梢。門井慶喜、吉野万理子、飛鳥井千砂は初めて読むがまずまず。宮下奈都はそっち系の話か…と期待外れ。坂木司はもうひとひねり欲しかったかなあ。乾ルカは『あの日にかえりたい』でも思ったけど相性が合わない感じ。(☆☆☆☆☆)
読了日:4月18日 著者:大崎 梢
坂木司リクエスト!  和菓子のアンソロジー坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー感想
先に読んだ本屋さんよりもバラエティに富んでいた。中でも、小川一水が秀逸。これまで読んだ著者の短編の中で一番好きかも。また、北村薫も味わい深くて印象に残る。坂木司は『和菓子のアン』の続編を描き、それだけでもこのアンソロジーを読む価値があったと思わせる。初めて読んだ、日月恩、牧野修、柴田よしき、木地雅映子、恒川光太郎は個性豊かで、他の作品も読んでみたいと思わせるものが多かった。近藤史恵もらしい空気感があり、畠中恵もらしいとぼけた雰囲気が見事。全体に質が高く、アンソロジーとして非常に素晴らしい作品に仕上がっている。(☆☆☆☆☆☆☆)
読了日:4月23日 著者:坂木 司

読書メーター




6冊。アンソロジーや小説以外が目立った月となった。4月後半はドルトムントのCL躍進に読書そっちのけになってしまったのが残念というか仕方ないというか。

『われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る』については、「<href="http://kiten.blog.ocn.ne.jp/kisouan/2013/04/2_0d21.html" target="_blank">第2回将棋電王戦と『われ敗れたり コンピュータ棋戦のすべてを語る』」の記事に書いたので割愛。

ゲーム史に関しては、いろいろと書きたいと思っている。現在、『僕たちのゲーム史』を読んでいるところなので、読み終わったらなんとか……と。

『織田信長』は高評価に違わぬ好著。学際的な視点も欲しかったが、歴史学として非常によくまとめられているので、一読の価値はあると思う。

アンソロジーは3冊同時発売で、近藤史恵のペットのアンソロジーも借りたのだが返却期限に間に合わず。そのうち読みたいと思う。あまりアンソロジーは読まないのだが、なかなかユニークな切り口と豪華な人選で、面白かった。

2013年3月に読んだ本
2013年2月に読んだ本
2013年1月に読んだ本
2012年に読んだ本
2011年に読んだ本




2013年4月に読んだコミック

『おれはキャプテン』31巻(コージィ 城倉)
『ダイヤのA』35巻(寺嶋 裕二)
『生徒会役員共』8巻(氏家 ト全)
『じょしらく』4-5巻(ヤス)
『もやしもん』12巻(石川 雅之)
『ブラック・ジャック創作話~手塚治虫の仕事場から~』3巻(吉本 浩二)
『咲-Saki-』11巻(小林 立)

8冊。なかなか新しいものに手が出せない。読みたいものは多いんだけどね。


2013.04.30 つぶやきし言の葉

2013年05月01日 02時20分34秒 | Twitter



ドルトムントに対するコメントでいちばんイラッとするのがアーセナルに譬えられること。






ドルトムントがジェコ獲るって噂はあったけど、実現して欲しいね。せめてそのクラスの選手をひとりふたり獲らないことには・・・(ー∇ー;)






移籍が決まったゲッツェと、契約延長できてないレヴァンドフスキ以外は、所詮噂話。噂だけならこれまでもあったわけだし、気にしても仕方がないw







RT @DatNews: 【#訃報】元・阪急ブレーブスのアニマル(亜仁丸レスリー)ことブラッドリー・レスリーさん、死去: 元大リーガーでその後、役者に転身したブラッドリー・レスリーさんが54歳で亡くなったと、TMZが報じました。FormerMajorL... http://t.






バルセロナの倒し方よりも、バイエルンの倒し方を考えるべき時代に突入したのかもしれない。来期どんなサッカーをするかにもよるけど。






引き抜きの心配をしなくていいような金と名前を持ったクラブなんて世界にいくつあることか。






マナーを守ることは当然だけど、正しい応援のやり方とか言われると、もう一般人立ち入り禁止みたいに感じるよね・・・。






これまで使っていたTweetDeckだと、マスのサイズが固定なので、全体として良い余白があったんだけど、Janetterだと余白が無くてゴチャゴチャした印象に。






@marukinX ちょこっとは変えたりしてますけど、やっぱ慣れが一番かもw






Janetter使ってみたけど、見にくいなあ・・・。慣れてないせいだろうけど(ー∇ー;)