環境問題スペシャリスト 小澤徳太郎のブログ

「経済」 「社会」(福祉) 「環境」、不安の根っこは同じだ!

「将来不安」の解消こそ、政治の最大のターゲットだ

今日はスウェーデンの総選挙、 ドイツは原発回帰に猛反発デモ

2010-09-19 10:58:24 | 政治/行政/地方分権
私のプロフィールや主張、著書、連絡先は、ここをクリック         持続可能な国づくりの会<緑と福祉の国・日本>のブログは、ここをクリック
お問い合わせはここをクリック   アーカイブ(公開論文集)      持続可能な国づくりの会のホームページ(HP)は、ここをクリック



          



今朝の朝日新聞は4面(国際面)で、今日行われるスウェーデンの総選挙とドイツの首都ベルリンの中心部で行われた大規模な原発反対運動を伝えています。今日はこの2つのニュースを将来の参照用としてこのブログ上に留めておきます。





このブログ内の関連記事
スウェーデンの国会議員の投票率の推移(2007-01-09)



9月6日の毎日新聞と7日の朝日新聞が、ドイツのエネルギー体系を支えている原発について、新しい決定がなされたと、次のように報じています。

原発「必要」12年延命 独政権、全廃から転換(朝日新聞 2010年9月7日)
 

そして、今日、9月19日の朝日新聞はこの決定に対して、首都ベルリンで大規模なデモが行われたと報じています。詳しいことはわかりませんが、これらの記事を見る限り、ドイツの原発に対する考え方は、スウェーデンが21世紀前半社会にめざす「エネルギー体系の修正計画」と似て来たようにも見えます。
独・原発回帰に猛反発  ベルリンで大規模デモ(朝日新聞 2010年9月19日)  


(注)9月26日に、関連記事として上の記事を追加した。


この機会に、原発を運転すれば必ず排出される「高レベル放射性廃棄物」に対する処分の現状を示しますので、合わせてご覧ください。米国のオバマ政権が2009年に、前政権が決定していた「高レベル放射性廃棄物処分計画」を適切でないとして計画変更を決めましたので、現時点では、最先端を行くフインランドとスウェーデンにフランス、ドイツが続くという構図となっています。

今後も原発推進を続ける方針を明らかにしている日本は、2009年に日本の資源エネルギー庁が作成した次の資料によれば、皆さんの期待に反して(?)、高レベル放射性廃棄物の処分の分野ではスイスやイギリスと共に、中国の後に位置づけられています。日本政府の原子力担当の行政機関である資源エネルギー庁が作成した最新の広報資料ですので、誤りはないでしょう。

関連記事として、このブログ内の記事からスウェーデンの動きを掲げておきますので、合わせてご覧ください。

このブログ内の関連記事
スウェーデン国会が高齢化した原発の「更新」に道を開く政策案を可決(2010-06-22)

日高義樹のワシントン・リポート2010-02-14: 次世代エネルギーの主役は太陽? 原子力?(2010-02-17) 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿