写真1 コウヤワラビ(右上)といっしょに咲くハナムグラ
写真2 ヨシの根元に咲くハナムグラ
写真3 4~6枚の葉が輪生し、枝先や葉腋(葉と茎が接している部分)から花序(花をつける茎・枝)を伸ばし、小さくて清楚な白い花を多数つけるハナムグラ
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渡良瀬遊水地を歩いた5月21日、ハナムグラはまだ咲いてなかった(当ブログ2011年5月22日版)。
その日から20日余、同地を歩いていたら、ヨシの根元やコウヤワラビなどといっしょに、白くて小さい清楚な花が咲いていた。それがハナムグラ。白い花(花冠)は4つに分かれ、直径約2mm。
本種・ハナムグラは、環境省レッドデータブックでは近い将来における絶滅の危険性が高い種(絶滅危惧IB類(EN))にランクされ、全国的には非常に珍しい。しかし、当地ではオギやヨシなどといっしょに生え、珍しくない。
引用・参考文献等:①当ブログ「農山漁村の今昔物語」2011年5月22日版・ハナムグラ <渡良瀬遊水地の草花5>、②『渡良瀬遊水地の植物図鑑』52頁、(財)渡良瀬遊水地アクリメーション振興財団、2008年
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年6月12日 撮影地:栃木市・渡良瀬遊水地