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写真1 ジーと前方を見つめる農業者。背が、後ろ姿が気になる。
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写真2 新芽を指差し、どのように苗を採るか教えてくださる。伸びた新芽をうける黒色ポットが右上に置いてある。
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いつもの定路を歩いていると、いつものイチゴハウスに、気になる後ろ姿、いつもの若い人・後継者ではない(写真1)。近づき、何なさってんですか。
振り返ったのは父親。次のように教えていただく。
イチゴの新苗を採る親株と新芽を見ている。問わず語りに、後継者が怪我したので替わって作業している、と。今年から、ポットで新苗を採るようにした。昨年までは、畑に親株を植えて新苗を採るジドリ(地採り)だった。
すなわち、筆者思うに、後継者の怪我と今年初めて採用する方法への不安が背に、後ろ姿に漂う。ごめんなさい。
後継者の早い治癒と健苗を祈念します。日本一のイチゴ生産量を誇る栃木県を支えてください。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年5月5日 撮影地:栃木県下野市