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写真1 蜂球。旧女王蜂が止まり落ち着くと、周りをハタラキバチとオスバチがとり囲み、球のようになる。
写真2 住宅入口近くの旧巣から飛び立つ蜂、蜂、蜂
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写真3 屋敷林の空を埋め尽くが如く飛び回り、一時の落着き先を探す蜂、蜂、蜂、蜂
写真4 手作りの巣箱。捕獲用網、蜂刺され防止用の黄色タオルも見える。
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写真5 蜂球の蜂を一網打尽といかず、とにかく捕まえ、巣箱に入れる。蜂と捕獲網の柄ならびに網の一部が見える。
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ミツバチの世界は春から初夏、巣分かれの時季。
新女王蜂が誕生すると、旧女王蜂は巣を譲り出て行く。
多くのハタラキバチやオスバチを連れて。
これを分封・分蜂・巣分かれと呼ぶ。
当座の食糧は胃に溜め込んだ蜜。
ハタラキバチが最初に飛び立ち、その後オスバチと女王蜂が続く。
空を埋め尽くすかと思うほどの蜂、蜂、蜂。
まず、女王蜂が木の幹や枝などに止まり落ち着く。
その周りをハタラキバチとオスバチがとり巻き、球のようになる。
これを蜂球・分封球と呼ぶ。
そこから、新しい巣を見つけに数匹のハタラキバチが飛び立つ。
見つかるといっせいに移動する。
ハタラキバチの蜜は蜜蝋(みつろう)にも変化して新しい巣造りに使われる。
この分封・巣分かれが、2011年05月08日、なま暖かい日に見られた。
所は栃木県宇都宮市。
住宅入口の旧巣(写真2)から飛び立つ。
屋敷林の空を埋め尽くが如く飛び回り(写真3)、木の幹に蜂球を造る(写真1)。
この蜂球を、手塚修氏が網ですくい捕り、お手製の巣箱に移す(写真4・写真5)。
しかし、蜂たちは落ち着かず、飛び去った。
残念!!
撮影者:手塚修;ミユキ産業株式会社代表取締役社長
同社は、宇都宮市域を中心に、一般廃棄物・産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の収集運搬、ビル清掃業などを業務とする。
執筆者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年05月08日 撮影地:栃木県宇都宮市