おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

東北地方太平洋沖地震災害 その後2  高須賀池の溢れ水  液状化被害水田へ

2011年06月05日 07時10分20秒 | 農村

写真1 高須賀池の水は溢れ、地割れや液状化のあった田んぼへ流れ込んでいる。その田んぼに水稲苗の姿はない。


写真2 高須賀池の広場。地割れし、一部は池に沈み込む


写真3 液状化噴砂で高須賀池へ通じていた排水路は埋まる。正面は高須賀池


写真4 2009年秋、写真1及び写真3と同じ田んぼ。


写真5 遊歩木道の際で実る水稲(2009年)、写真3の排水路右の田んぼ(写真4の右前方の田んぼ)

人気ブログランキングへ ←ブログランキングに登録しています。よろしければ、左のバナーをクリックしてください。お願いします。

 弊ブログ2011年04月10日・11日・13日に紹介したように、
 同年03月11日の東北地方太平洋沖地震は、
 関東地方の内陸部に位置する埼玉県幸手市の高須賀池と、その周辺にも災害を及ぼした。
 田んぼは地割れが走り、液状化で砂が噴き出し、排水路も砂で埋まっている(写真3)。

 地震から約2ヵ月の5月末、台風2号くずれの温帯低気圧一過、雨あがりの日。
 高須賀池に行くと、池の水は溢れ(写真1・写真2)、液状化や地割れのあった田んぼへ流れ込んでいる(写真3)。
 そこに水稲苗はない。

 写真4及び写真5のように、穂垂れる秋の早い到来を祈念します。

 引用・参考文献等:弊ブログ2011年04月10日<東北地方太平洋沖地震災害1 水田の亀裂と液状化・噴砂>同月11日<東北地方太平洋沖地震災害2 水田の液状化・噴砂孔>同月13日<東北地方太平洋沖地震災害3 高須賀池の地盤移動、遊歩道メチャメチャ>2011年06月04日<東北地方太平洋沖地震災害その後1 地割れ・液状化・噴砂水田 田植えされず>

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真2;2011年05月30日、写真3;同年04月10日、写真4;2009年08月29日、写真5;同年09月05日 撮影地:埼玉県幸手市
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする