おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

ナシの花落とし 佐野フルーツライン

2016年04月30日 03時46分33秒 | 農業

写真1 「まつもと果樹園」ナシ畑の花落とし、奥様が実施。花枝・着果枝の先端部に開く花を落とす
  花枝・着果枝の高さは夫・経営主の身長に合わせてある。ゆえに踏み台を使用



写真2 女性パートさん3人も花落とし


写真3 花摘み落とし前の花枝・着果枝の先端部(円で囲む)。奥様が実施


写真4 花摘み落とし後の花枝・着果枝の先端部(円で囲む)


写真5 3人がナシの作業中。中央の人物が授粉、左右の二人が花落とし。作土面に落とされた白い花

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 2016年04月12日、佐野フルーツラインは桃梨満開(弊ブログ2016年04月19日
 約1週間後、18日、ナシ(梨)の人工授粉や花落としが計3ヵ所で行なわれていた
 過日、人工授粉を紹介(弊ブログ2016年04月22日
 本日は花落とし1ヵ所(写真1~写真4)と、花落としと人工授粉の1ヵ所(写真5のみ。)を紹介
 
 花落としは観光・直売果樹園「まつもと果樹園」のナシ畑
 花落とし中の奥様(写真1)が丁寧に次のようにご教示
   人工授粉を終え、花落としをパートさん3人(写真2)と実施中
   花枝・着果枝の先端部の花を摘み落とす(写真3・写真4)
   先端部には果実を稔らせない
   作業中の畑には幸水、「かおり」、豊水、「にっこり」(注1)などを植栽
   幸水が一番早く08月上旬から収穫、「にっこり」が最も遅く10月中旬から収穫
   この間に豊水、「かおり」などを収穫
   開花は「にっこり」が一番早く、幸水が最後
   花枝・着果枝の高さは夫・経営主の身長に合わせてある
   ビニールに入る籾殻は作土改良に使われる、美味いナシを収穫するために
 08月を楽しみに待とう

 注1 1996年(平成08)に品種登録された栃木県のオリジナル品種。栃木県農業試験場で豊水と新高を交配し育成された
   果実は800gほどの大玉。収穫時期は10月中旬から11月中旬。食味優れて貯蔵性高い
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:栃木県佐野市上羽田町

コメント
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