おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

ベニバナ 白→黄→紅の色変化

2013年06月15日 05時09分19秒 | 植物

写真1 打ち上げ花火を連想させるベニバナ。葉の縁には棘


写真2 紅色と黄色のベニバナ畑 埼玉県桶川市


写真3 ベニバナは、まず中心枝に黄花が開く。周りの枝には白蕾


写真4 中心枝の花は黄色から紅色になり、周りの枝の蕾は開き黄色の花となる。


写真5 中心枝の花、周りの枝の花ともに紅色になる。


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 埼玉県桶川市は、江戸期、ベニバナ・紅花の産地。
 それに因み、市内数ヶ所にベニバナが栽培され、
 6月下旬から7月上旬に「べに花まつり」が開かれる。2013年は第18回。
 ベニバナは1年草あるいは越年草、高さ約1m。
 枝先に頭状花をつけ、初めは黄色でじょじょに赤くなる。
 その一端は写真3~写真5のとおり。
 ベニバナはエジプト原産、日本にはシルクロードを経て4~5世紀頃渡来。
 江戸時代中期以降、最上地方・山形県や埼玉県桶川市などで栽培された。
 しかし、化学染料の登場などで衰退。
 山形県の県花はベニバナ。
 源氏物語にも登場するスエツムハナ・末摘花はベニバナの別名。
 学名:Carthamus tinctorius キク科

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2008年06月28日 撮影地:埼玉県桶川市
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