おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

マムシグサ 怖そう 有毒

2013年06月02日 00時00分15秒 | 植物
写真1 写真2

 写真1 茎の模様はマムシの皮膚模様に似る。
 写真2 濃い紫の仏炎苞。乳白の棍棒状花軸が伸びる。



写真3 マムシが鎌首をもたげているよう。


写真4 淡い緑の仏炎苞


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 本種マムシグはサ北海道から九州に分布する多年草。明るい森林や谷沿いのやや湿った場所に生える。
 茎にある褐紫色の模様はマムシの皮膚模様に似る(写真1)。これが和名の由来。
 花のように見える仏炎苞はマムシの鎌首を連想させ、色は淡緑から濃紫まで変異に富む。
 仏炎苞の内部にある肉穂花序の棍棒状花軸は外へ伸び出ない。雌雄異株。
 球根や葉は有毒。
 学名:Arisaema serratum サトイモ科 テンナンショウ属

 引用・参考文献等:大工園認著「野の花めぐり 春編」・67頁・株式会社南方新社 
            *岡山理科大学植物生態研究室(波田研)HP・植物雑学事典;マムシグサ
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:写真1・写真2;2012年04月21日 写真3;同月20日 写真4;2008年05月11日
 撮影地:写真1・写真2;宮崎県えびの市 写真3;鹿児島県姶良郡湧水町 写真4;宇都宮市・羽黒山










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