ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

あーポカポカ

2009-01-19 | 1~2歳
 

 

 

  

 ダッシュをする時のアリエスはまるで小さな馬のよう。トットコトットコと力強い足音が土を飛ばしながら駆け抜ける。馬だな、馬。おしりも少し太くなり、筋肉が細かく分かれているのが見て取れる。ノシノシ歩く様子はやっぱりシェパード。
 シャンプーしても1日くらいしか白さがもたないが、太陽の下ではまぶしい。うむ、汚れが目立たなくてよろしい。

 アリエスは庭に出るとよく芝をペロペロして口に入れている。芝生を食べているのか?土をなめているのか?・・・少し食事にキャベツやブロッコリーの煮たのを刻んでトッピングしてみることにしよう。

友達が増えました

2009-01-18 | 1~2歳
大型犬の遊び  小型犬とも 

 

 最近見ていて驚くことは、アリエスが大きな子と小さな子で遊び方を変えている様子があることだ。新たに仲良くなったフラットコーテッドのBくんとは、カンガルー同士風のパンチの応酬やとっくみあいをして転げ回ってじゃれ合う。犬が苦手なBくんも、アリエスには吠えないそうだ。初対面の小さなミックスBくんはアリエスを征服。以前は小さな子を前脚で押さえつけたりという仕種が目立ったが、余裕の表情でお腹に乗られている。

 初めて対面する時の恐怖さえ克服すれば、アリエスって結構いいヤツなんだなと思う。遊びたくないよーという雰囲気の子にはしつこくせず、遊びたいけどポツンといるような子には弓なりのポーズで誘ったりしている。ハイパーに動き回る子にも嫌な様子を見せず付き合い、リードオフの状態では吠えることもない。あいつホントはそんなことできるんだなと、自分の未熟ぶりが淋しいかぎりだ。

 昨日からわが家に泊まっていた友人は犬嫌いだった。仕事で疲れてもいるようだったが、寝る前にもアリエスをにっこり笑いながら撫で続け、すっかりユルユルになって帰っていった。アリエスは彼女にとってのセラピードッグとなったのだな。


地道ボーイズ

2009-01-10 | 1~2歳
 他のワンコ達の前でもくつろげます

 アリ男のパジャマを下敷きに

 いつもアリエスと歩き回るショッピングモールは、室内でも犬の入れるエリアが確保されている。そこではたくさんの老若男女と行きあうことができ、はしゃいで騒ぐ子供や車椅子の人なども多いので私達にとって何よりの経験の場だ。ショッピングに愛犬を連れてくる人も少なくない。このところアリエスの他犬への反応が急に改善し始めた。たくさんの犬に会いながら、この対面の仕方は良い、これはダメ、と地道に教え続けられてきた。恐れる必要はないし、吠えてみても避けてはもらえないのだと。彼なりにその情報の蓄積を整理してきたのだろう。高い声でワホワホ言っているうちにビビリがたかぶりワンと言ってしまう、というのはまだあるが、工夫も見て取れる。できるだけ対象を見ないように顔を反対に向けたりしているのだ。彼が自分で編み出した退避法ということで、吠えてはいけないと理解しているのだなと分かる。
 3頭のラブラドールと2頭のマルチーズという大所帯に出会った。しかも彼らは全員で吠えまくる。アリエスは情けない顔になりながらも、「ワホ」と一言で我慢して眼前を通過。やった!!よく頑張った!あーこれはものすごく嬉しかったなー。・・・もう1回やらせてもらおうと欲張ったら、アリエスはしっかりリベンジ吠えをしましたが。それでも2-3回だけで引っ張らないのがすごい変化だ。

 犬舎のサイトで見ていた頃は、出先でよく人に囲まれると書いてあったのが「ふーん」という感じだった。実際に人の多い場所を歩いていると、囲まれるなんてものではない。あっという間に人垣ができる。そんな中でっとしているというのもアリエスにとって良い経験だ。はじめの頃はヒンヒンと鼻で鳴いていたが、最近はなでてくれる人の懐に頭を突っ込んでいくようになった。

 庭でも言葉での理解が進んでいる。外の犬や不審に見える人影に向かって走り出すアリエスに、「ストォーーーップッ」と短く言えばキュキュッと止まる。偶然か??という疑問は最近になってやっと確信できるようになったのだった。

 いろいろな条件によって違うのだろうから、ふたりでずっとたゆまずやっていこう。何より、そんな今を充分に楽しみたい気持ちでいっぱいだ。アリエスが私の言葉を汲み取るように感じるのが嬉しい反面、自分ももっと彼の心の言葉を聴けるようになりたいと思う。私達が互いに通じあい、その先に彼が伸びやかに過ごす自由があるようにと願う。

あけましておめでとうございます!

2009-01-01 | 1~2歳






 ヒト的には新年となり、本日の日の出を特別ありがたいものとして拝む。だがアリエスの生活は至ってフツーに始まった。彼には、日の光や風の流れや雨や雷やめぐりゆく季節が感度良く感じられるのだろうし、その価値に差はないのだろう。ヒトの時の流れ、アリエスの時の流れ、どちらも違ってどちらもいいな。

 昨日からアリエスに声をかけてくれるようになった70代くらいのおじさんが居る。2年越しのお友達ということに・・・。長めのコートに帽子という外見はまったくもって「おじさん」であるが、英語だかイタリア語だかを(混ぜこぜで!)ベラベラにしゃべる人なのである。アリエスのことについて私に色々と質問するのだが、全然答えを必要としていない。勝手に外国語で感嘆の声を上げ、自分で納得するように説明をつけて唐突に帰ってゆくのである。笑いをこらえるのに苦労する。
 今日は静かな住宅街の中、後ろから大きな声で呼びかけられた。「おおいハル!」え・・・アリエスも私もその自信に満ちた声を怪訝に思い振り返る。あのおじさんだ!「よーしハル!」だから違うって。やっぱり聞いてなかったな、私の言ってること。中腰で手を下向きに広げてノシノシ近づいてくるおじさんに、アリエス吠える。「ウオンッ」・・・おじさんとしてはガイジンの再会の抱擁ポーズなのであろうが、アリエス的にはよく知らない人に思いっきり遊びに誘われている状況だろう。「あ、あの、そのポーズが・・・」とおずおずと言ってみると、おおっと失敬みたいな感じで普通の人と同じような格好となり、無事に再会を果たしたのだった。そこで、「よし、アリ、座って」「おおいいねぇ、アリ」と2-3回言ってみた。おじさんはやっと気づいて、「アレックスだっけ?」・・・だから違うよー「アリエスです」「あーあアリエス!○▲□×●△~★?!」とさっぱり分からない言葉でしゃべり倒して満足げに去って行った。あー今日も爆笑。

 他にも、何度も会っているのに毎回初めてのように感激しながら名前を問うおばさんもお友達。しかも名前のところで、「ああ!前にも会ったわねぇ」と思い出す。・・・普通は名前より、特徴的なアリエスの容貌のところで気づくのではないだろうか・・・

 アリエスは2枚の年賀状をゲット。1枚はいつも行っている「学校」から。もう1枚は、いつも庭に遊びに来ていた子供達からだ。四姉妹が振袖姿で写っている華やかなもの。やるな、アリエス。でも一番おチビさんからのメッセージは赤ペンでたどたどしく書いてあり、はじめ果たし状かと思った。これって血判・・・?これからアリエスの肉球ハンコのお返事を出そうと思っている。

 今年もどうぞよろしくお願い致します。ハッピーな毎日をお祈りしています。