ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

あけましておめでとうございます!

2009-01-01 | 1~2歳






 ヒト的には新年となり、本日の日の出を特別ありがたいものとして拝む。だがアリエスの生活は至ってフツーに始まった。彼には、日の光や風の流れや雨や雷やめぐりゆく季節が感度良く感じられるのだろうし、その価値に差はないのだろう。ヒトの時の流れ、アリエスの時の流れ、どちらも違ってどちらもいいな。

 昨日からアリエスに声をかけてくれるようになった70代くらいのおじさんが居る。2年越しのお友達ということに・・・。長めのコートに帽子という外見はまったくもって「おじさん」であるが、英語だかイタリア語だかを(混ぜこぜで!)ベラベラにしゃべる人なのである。アリエスのことについて私に色々と質問するのだが、全然答えを必要としていない。勝手に外国語で感嘆の声を上げ、自分で納得するように説明をつけて唐突に帰ってゆくのである。笑いをこらえるのに苦労する。
 今日は静かな住宅街の中、後ろから大きな声で呼びかけられた。「おおいハル!」え・・・アリエスも私もその自信に満ちた声を怪訝に思い振り返る。あのおじさんだ!「よーしハル!」だから違うって。やっぱり聞いてなかったな、私の言ってること。中腰で手を下向きに広げてノシノシ近づいてくるおじさんに、アリエス吠える。「ウオンッ」・・・おじさんとしてはガイジンの再会の抱擁ポーズなのであろうが、アリエス的にはよく知らない人に思いっきり遊びに誘われている状況だろう。「あ、あの、そのポーズが・・・」とおずおずと言ってみると、おおっと失敬みたいな感じで普通の人と同じような格好となり、無事に再会を果たしたのだった。そこで、「よし、アリ、座って」「おおいいねぇ、アリ」と2-3回言ってみた。おじさんはやっと気づいて、「アレックスだっけ?」・・・だから違うよー「アリエスです」「あーあアリエス!○▲□×●△~★?!」とさっぱり分からない言葉でしゃべり倒して満足げに去って行った。あー今日も爆笑。

 他にも、何度も会っているのに毎回初めてのように感激しながら名前を問うおばさんもお友達。しかも名前のところで、「ああ!前にも会ったわねぇ」と思い出す。・・・普通は名前より、特徴的なアリエスの容貌のところで気づくのではないだろうか・・・

 アリエスは2枚の年賀状をゲット。1枚はいつも行っている「学校」から。もう1枚は、いつも庭に遊びに来ていた子供達からだ。四姉妹が振袖姿で写っている華やかなもの。やるな、アリエス。でも一番おチビさんからのメッセージは赤ペンでたどたどしく書いてあり、はじめ果たし状かと思った。これって血判・・・?これからアリエスの肉球ハンコのお返事を出そうと思っている。

 今年もどうぞよろしくお願い致します。ハッピーな毎日をお祈りしています。