ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

ゆるゆるデータ その1

2014-08-10 | 6~7歳
 ボクも考えてるフリ中・・・


 なにも医学的データを持っているわけではありませんが、“中年期をうまく過ごしてゆくと、わりと穏やかな老年期を迎えられるのではないかな”と、ヒトを見ていて感じます。

 生き物は生まれ落ちたその時から、確実に死へ向かって歩いていきます。精神的に老いないという努力はあり得るけど、肉体的には、多少の差こそあれ老化の事実に容赦はありませんね。まぁ個人的には、若さというものの価値の過大な偏重には違和感があります。年なりそれなり、でよくないスか?と思っているわけですけど。

 遺伝学的背景や環境の影響など様々なファクターがあるでしょうが、それも含めて自分を知り、体の声を聴く姿勢は、野生の生き物なら本来は自然にしていることなのかも。自分、家族、群れの仲間、複数の敵・・・そういったものの現状を、鋭くモニターしながら生き抜くのではないでしょうか。

 生き抜く術をお互いに分担し、けっこう大事な部分を他人に任せ、別の仕事に意識を集中させてもOKな社会を作り上げたヒトは、自分の体に相当鈍感なのかもしれません。しかし鈍いながらも、ヒトは生活についてアレンジすることができますが、そもそも自ら選択したフィールドで生きてない「ペット」の立場については、よくよく考えねばならないと思います。観察する、記録する、教えてもらう、調べる、比較する、知恵を絞る。そうしてうまく、アリエスの生きる方法にできるだけフィットさせていきたいものだと思っています。

 最近アリエスのおしっこについて、家でできるゆるゆるチェックをしてみました。「今の」「普通の」アリエスの状態をちょっと調べてみようと思い立って。男子たるもの前立腺の不具合なども起こり得るし、母方のおじいちゃんが腎疾患で世を去ったとも伝えられているしで、おしっこには相応の関心を持っていつも見ています。

 ヒトでもイヌでも、「健康に関する数字」の解釈というのは難しい。集団からズレてるのは病気なんでしょうか、という疑問や不安や、ひいては数字の設定への不信まで。私は、アリエスの検査データなどについては、常に自分の感覚と合わせて考えるように心がけています。自分の五感で取る情報と客観的な数字をつき合わせて、それこそ体で覚えていくのです。料理とかも、同じじゃないかな。漠然とした数字に振り回されるよりも、感覚に数字を与えてより確実な判断力を養う、というか。そう思うと、数字っていうラベルは便利ですね。

 尻切れトンボ気味ですが、またちょっとだけつづくことに・・・