ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

なぜか懐かしき

2009-12-06 | 1~2歳
 アリエスという名は、単に語感でつけた。でもそれはおひつじ座、ギリシア神話でいうところの金の羊を指す言葉でもある。今は亡き父はおひつじ座であったので、父がアリエスを選んで送ってきたのだという感覚にもつながった。

 父とアリエスの間には直接の関係が何もないが、時々はっとすることがある。物や人に「touch」する仕方が、とても似ているのだ。アリエスが匂いを嗅ぐ時、冷たい鼻が時々触れるようにしてそっと嗅ぐ。なんだかとてもていねいな繊細な仕事だ。ペロペロするのも丹念に心をこめて、のような気がする。父が病床にある頃、私の手を握ったり頭をなでたり、そんな時えらく優しい感触だった。グローブのようなゴツい手が、どうしてこんなに優しいものかと驚いたものだった。言葉も動作も粗雑であわてんぼうの私は、その共通した接触の仕方にすぐに気づくし、一瞬懐かしい思いにもとらわれる。 

 連日宿泊客があったりで大いに張り切り、ちょっとお疲れのアリエス。今日は一緒にのんびりまったりの休日だ。隣でゆるゆると過ごす、極上の日でありました。大奥やめて冬ソナ狙いで年賀状写真を撮ったり。

 母ちゃんは本を読むらしい

 ボクもベッドに乗る許可が出たけど、ヒマです

 クマは鼻もげらになり母ちゃんに手術されたよ

 外は暖かいね

 まぶっ

 年賀状撮影の1コマ、アリ様

 スヤスヤー疲れたび