2011年6月に廃止になった議員年金。
その議員年金を復活させようという動きが始まった。
「地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書」を
12月議会に議決して国会と関係行政庁に提出してほしいという
依頼書が、全国市議会議長会から
全国の市議会あてに届いたのである。
今年7月、全国都道府県議会議長会が、
『地方議員のなり手が不足している』とし、
地方議員も年金に加入できるよう法整備を求める決議をした。
これを受け、自民党内で年金復活をめぐる議論が顕在化したという。
すでに、自民党の
「地方議員年金検討プロジェクトチーム(PT)」が、
地方議員の年金の新制度について本格的な議論を始めたという。
議員年金が復活すれば、市の財政からも負担金を出さなければならない。
その額、およそ1400万円だ。
政令都市や中核都市と、人口3万ぐらいの市とでは、
財政規模も違えば、すでに財政難でアップアップしている市もある。
やっと悪しき議員年金を廃止したばかりだというのに
またぞろ、復活?
わたしら庶民には、
想像もつかないような裏があるような気がしてならない。
はてさて、議員年金復活で一番おいしい思いをするのは
誰なんだろう?