はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

タダだからといって、不用品 持ち込んじゃダメ!

2010-08-06 | ゴミ処分場問題

2010年8月6日(土曜日)
気比神宮の横を通り、清水町~舞崎町から
高速道路の敦賀インターへと続く道がある。

一つ目の踏切をすぎ、余座の踏切とのあいだの左側に
福井市の北倉企画所有のかなり大きな空き地がある。

        
ここ2ヶ月ほどで、空き地を埋め尽くすぐらいの
廃品がうずたかく積み上げられた。

  

      

          

              

          

タイヤや自転車、テレビ、石油ストーブ、エアコン・・・

廃品回収と書かれたのぼりが何本もたてられ、
大きな看板には「完全無料回収」や持込可の品目まで
明記されている。

      

今朝の新聞折込にも大きな広告が入っていた。
愛知県一宮市の「EKOギャボット」という業者が、
入れたものだ。
8月7日から9月6日まで毎日、受け付けるとも
書かれている。

         

             

回収した不用品は様々な方法で、新しく生まれ変わるそうだが
心配なのは、鉄やアルミなど業者にとっておいしい部分を
取り除いたあとのゴミ処分するしかない廃品が
どこへ運ばれ、どのように処理されるのかだ。

廃棄物の処理には、お金がかかる。
その処理以上の儲けが、無料の廃品回収で出なければ
土地を借りうけ、広告まで入れる意味がないからだ。

福井県と敦賀市、県警が立ち入りをして、
完全撤去を申し入れているともきいたが、
期日までに、はたして撤去するのかどうか、
非常にあやしい・・・
このまま、業者が廃品を残したままドロンしてしまったら、
いったい誰が、どのようにして費用を負担し、
撤去するのだろうか・・・
まさか、税金投入しないよね?

廃棄物処理や廃棄物運搬の許可を受けている業者なのか
どうかも怪しい限りだ。
広告には、不用品としか書いてないから、
廃棄物じゃないとでも言いたいのか・・・

リサイクル法が制定されたあと、電気製品などを
廃棄するのには、けっこうな金額が必要になった。
それを無料で引き受けるといわれれば、
庶民はやっぱり飛びついてしまう。
しかし、タダほど高いものはないことを
忘れてはならない・・・

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