はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

組み替え動議 賛成多数で 行政は最終日に修正案を提出

2015-07-06 | 議会

今日の予算決算常任委員会で、第56号議案一般会計補正予算の

組み替え動議が提出され、賛成多数で採決された。

敦賀市は、これを重く受け止め、56号議案をいったん取り下げ、

議会最終日に修正案を提出することになった。

 

敦賀市議会の予算決算常任委員会で組み替え動議が採決されたのは、

初めてである。

渕上市長が市議のとき、何度か組み替え動議を出していたが

否決ばかりだったことを思えば、皮肉なもんだ・・・

今回、組み替えを求めたのは、市立幼稚園の利用者負担に関する予算。

市は4月に負担額を値上げしたが、

すでに幼稚園への入園が決まっていた園児らの保護者が、

突然の値上げに対し、教育委員会からの丁寧な説明がないまま、

すすめられたことで、新体制になった渕上市長に対し

値上げを見合わせるよう要望書を提出。

それを受けて、今回の補正予算では値上げ前の額に減額されていた・・・

のだが、議会に議案書が配布される3日ほど前に、減額が決定され

議会への説明も後回しで、かつ不十分だったことなどもあって、

議員が反発し、今回、組み替え動議ということになった。

 

組み替え案は、幼稚園費のみで他の予算は賛成という内容なので、

わたしは、組み替え案にも予算案にも反対した。

組み替えに反対したのは、わたしのほかは、

政志会の6人と市民クラブの北川議員、共産党の山本議員の9人。

 

委員会が終わり、市役所の玄関をでたところで、傍聴に来られていた

保護者のみなさんに呼び止められ、

どういうことなのか説明してほしいと言われた。

予算決算常任委員長は、要望書提出の紹介議員だった

前川議員に説明をするように伝えていたはずなのに・・・と

思いながら、3月議会からの流れと動議とは何か、

なぜこういう結果になったのかをできるだけわかりやすく説明。

でもやっぱり納得できないんですよ・・・と保護者のみなさん。

要望書を市長に提出するときに、請願というかたちで議会にも

提出していたら、結果は変わっていたかもしれないよ・・・とも

お伝えしておいた。

保護者のみなさんが声を上げることで、行政や議会をも

変えるきっかけになるから、これからもどんどん声を上げることを

恐れず、あきらめず、市政や議会にも関心をもってほしいとお願いした。

 

 

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 7月5日(日)のつぶやき | トップ | 7月6日(月)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

議会」カテゴリの最新記事